2004年08月18日

まるで犯罪者扱い アメリカ入国に指紋+顔写真の強制提出へ

205e3e48.JPG 来月9月30日以降のアメリカ渡航については衝撃的な変更が行われることになった。現在、査証(ビザ)を免除している友好的な27カ国からの入国者には、例え短期滞在旅行者であっても入国時に顔写真の撮影と指紋の採取を義務付けると発表した。もちろん、友好国であるはずの日本も含まれる。ブッシュJr.政権が進めるテロ対策強化の一環だそうだ。この日をもってビザの有無にかかわらず、全日本人旅行者がこの措置を適用される。生まれて初めてこうした扱いを受けることになる観光客は大きなショックを受けることだろう。この様なことは間違ってもジミー・カーターやビル・クリントン、アルバート・ゴアならば行わなかった。パパブッシュやロナルド・レーガンでさえやろうとしても行えなかったのではないか?

 さらにまた、再来月10月26日以降は、機械読み取り式のパスポート以外は、ビザなし米国渡航が認められない。日本の場合は中東やアフリカ地域などごく一部の大使館で発給された旅券を除いてすでに機械読み取り式になっているため、大きな影響はないようだが、世界各国が全て機械読みとりに変更しているわけではない。大わらわの対応となるだろう。

 アメリカはもはや集団ヒステリー状態といってよい。チェイニーの頭はいよいよおかしくなってきた。まるで犯罪者扱いではないか。これが自由世界を代表し、世界のデモクラシーのリーダーを自負する国のやることか???彼らがならず者国家=Rogue Stateと罵るイラン、イラク、北朝鮮、キューバなどでさえこうしたことは決してやらない。
 
 私は断言してもよい。もう15年も立てば日本の山川出版社編集の高校生向け世界史教科書には、このブッシュJr.+チェイニー+ラムズフェルドの覇権主義はゴチック体にてでかでかと暗黒の時代の記載がなされるだろう。情けない。

mediaterrace at 18:38 │Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!イラク戦争 

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