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中国人実習生が提訴 (2009年4月9日
16:52 現在)
長時間労働をさせられた上最低賃金を下回る残業代しか支払われていなかったとして中国人実習生2人が受け入れ農家などに未払い分の賃金を求めて裁判を起こしました。 提訴したのは、25歳と31歳の中国人実習生2人です。 2人はきょう、不当な労働を強いられたとして受け入れ農家や一次受け入れ機関の県国際農業交流協会を相手に未払い賃金などを求めて提訴しました。 2人は中国山東省出身で3年前に研修生として来日し玉名郡玉東町のみかん農家や菊池市旭志の酪農家などで働いていました。 この留学制度は1年目は働くことが許されず研修先から生活費という形で金をもらうことになっています。 ところが、2人は1年目から1日に16時間労働や1か月以上休みがないなど長時間労働を強いられたほか残業代も県の最低賃金を大きく下回る350円しか支払われていなかったと主張しています。 弁護団は、制度自体に問題がありこの裁判を通して制度を変えるよう働き掛けたいと話しています。 一方、県国際農業交流協会は「農家などを訪問してコミュニケーションをとってきたのにこういった事態になり驚いている。 実習生の主張が事実と異なるところもあるので司法の場で明らかにしたい」とコメントしています。
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