岡山放送局

2009年4月9日 13時11分更新

子宮けいがんの早期検診を

若い女性の患者が増えている子宮けいがんの早期発見につなげていこうと岡山県内の医療関係者がJR岡山駅前でチラシを配って早めに検診を受けるよう呼びかけました。

この呼びかけは子宮けいがんの予防を訴えるNPOや細胞を検査する技師の団体が4月9日を子宮の日として、全国で行ったものです。

このうち岡山市北区のJR岡山駅前では県内の技師たちが通勤や通学中の女性にチラシを配り早めに検診を受けるよう呼びかけました。子宮けいがんは子宮の入り口がウイルスに感染することによって発症するがんで、日本では、年間
およそ8000人の患者が確認され、特に20代や30代の若い女性の患者が増えているということです。

感染したウイルスは体内に10年ほど潜伏するため、この間に治療すれば、がんの発症を抑えることができるということで、技師の団体では「発症すると子宮をとらなければならなくなるケースもあるので、20代以上の女性はできるだけ早く検診を受けてほしい」と話しています。