2009年4月9日 13時11分更新
お年寄りなどが交通ルールを学びながらゲートボールを楽しむ「グレースボール」の大会が新見市で開かれました。
この大会は、今週から始まった春の全国交通安全運動にあわせて新見市などが開いたもので、地元のお年寄り47人が参加しました。
グレースボールは、お年寄りの交通安全の意識を高めていこうと考案された競技で、基本的にはゲートボールのルールで行われますが、コート上に横断歩道や路側帯が描かれ、移動の際に交通ルールを守らないと減点されます。
参加者たちは8つのチームに分かれて試合に臨み、横断歩道を渡る前に左右を確認することや、路側帯からはみ出して歩かないことなど、交通ルールを確認しながらゲームを楽しんでいました。
新見市では去年1年間に交通事故で5人が死亡し、このうち3人が65歳以上の高齢者だったということで、市では「今後もこうした催しを開いてお年寄りの交通事故の防止につなげていきたい」と話しています。