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▽周南・下松・光の83医院分
周南、下松、光の三市に広がる周南保健医療圏の基幹病院である徳山中央病院(周南市孝田町)が、地元の開業医を紹介するリーフレットを作成した。三市にある百五十四医院を地域医療連携協力医院として登録。うち八十三医院のリーフレットを待合室に置き、身近な「かかりつけ医」としてPRしている。
リーフレットは医院別に作成。A4判で、診療時間や連絡先を記したほか、外観や院長の写真、案内地図も掲載した。医院の歴史や運営方針、得意とする治療法も紹介し、患者のかかりつけ医選択をサポートする工夫を凝らした。各市ごとに協力医院を一覧できる名簿も作り、待合室で配っている。
徳山中央病院は、三市に約二百十ある開業医との役割分担を進めるため、昨年八月に地域医療連携事業を強化。協力医院の登録を受け付け、医院から紹介を受けた患者の診察情報のフィードバックや、症状が緩和した患者の逆紹介などに取り組んでいる。
「地域医療の充実には、かかりつけ医を持つ患者の増加が欠かせない」と企画情報室の田中浩二室長。外来患者が連日千三百人を超え、三百五十台分の駐車場がパンク状態となる中、「待ち時間の圧縮は患者のメリットにもなる。開業医と当院の役割分担で地域医療の底上げを図りたい」と強調している。(山瀬隆弘)
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