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ミサイル:東海上で行われた情報収集合戦(上)

韓国の世宗大王艦が大活躍

 北朝鮮が長距離ミサイルに転用可能なロケット「テポドン2号」(北朝鮮は人工衛星と主張)を発射した5日、韓米日3カ国のほかにロシアと北朝鮮が情報収集艦や戦闘機・偵察型の爆撃機など20機余りを動員し、東海(日本海)海上で大規模な「情報収集合戦」を繰り広げていたことが分かった。

 6日に韓国軍当局が明らかにしたところによると、北朝鮮は5日、IL28爆撃機やMiG23戦闘機など20機余りの航空機を動員し、偵察と哨戒飛行を展開したという。IL28は本来爆撃機だが、この日投入されたのはカメラ・電子情報収集装置を搭載し、偵察型に改造された機体だと思われる。テポドン2号発射に先立ち咸鏡北道清津に近い漁郎空軍基地に移動配備されていたMiG23戦闘機なども、哨戒活動を繰り広げたという。

 韓国軍消息通は「これらの航空機は、ほとんどがテポドン2号の1段目ブースターが落下した辺りの海上まで飛行した後、引き返した。北朝鮮の軍用機が異例にもこれほど日本に近い場所まで飛行したのは、テポドン2号の発射と関連し、1段目ブースターの落下地点を確認、日米の追跡活動をけん制・監視するためだったとみられる」と語った。

 また外信によると、北朝鮮はこれに先立ち、海軍の哨戒艦も1段目ブースターの落下水域近くに配備していた。中距離・長距離ミサイルの発射前後に北朝鮮の艦艇が前進配備されるのは、1993年のノドン発射や98年のテポドン1号発射、また2006年にテポドン2号をはじめミサイル7発を「さみだれ打ち」したときにも見られた。

 ロシアも情報収集艦を東海海上に派遣、テポドン2号の発射はもちろん韓米日のイージス艦によるテポドン2号追跡活動も監視した、と消息筋は語った。

ユ・ヨンウォン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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