【2009年04月08日19時14分 更新】


1.幼小中一貫教育本格スタート
 (04/08 17:25)

日南市北郷町の学びの杜・北郷学園で、8日、入学式と開園式が行われ、県内初の幼・小・中一貫教育が本格的にスタートしました。8日行われた開園式と入学式には、小中学生と、年長組の園児、あわせて約350人が、出席しました。北郷学園は、日南市北郷町にある3つの幼稚園・保育所と、2つの小学校、それに1つの中学校が統合して開校しました。小中一貫校は、県内でもすでに開校しますが、北郷学園では、県内で初めて、0歳児から15歳までの一貫教育が行われます。学園の大きな特徴となる小・中学生と、園児たちの交流。今後は、小・中学生が、授業の一環として、園児たちに対し、本の読み聞かせなどを、行うほか、運動会や文化祭も、合同で実施することにしています。(中学生は)「経験したことを教えてあげたい」また、学校側では、こうした交流を通して、小学校に入学した際、環境の変化になじめないという、いわゆる「小1プロブレム」の防止にもつながるのではと、期待しています。(北郷さくらこども園・河野透園長)「(小中学生の)うしろ姿や学習している姿を通して、義務教育の中にストレートに入っていけるのではないか」このほか、北郷学園では、英語教育にも力を入れることにしていて、3歳児から、英語を使った遊びを取り入れるほか、小学1年生から、「英会話」の授業を行います。(保護者は)「教育がいきとどき、スポーツも強くなるのではないか」「中学生とかとそばにいるのはいい影響があると思う」県内では初めての試みとなる幼・小・中一貫教育。多くの課題を抱える教育の分野で、どのような実績を残すことができるのか、県民や教育関係者の注目が集まっています。


2.一木裁判官、訴追審議打ち切り
 (04/08 18:02)

高速バスの中で、女子短大生の下半身を触ったとして、逮捕・起訴されている福岡高裁宮崎支部の判事、一木泰造被告について、国会の裁判官訴追委員会は、8日、審議の打ち切りを発表しました。一木被告は、今年2月、高速バスの車内で、隣で寝ていた女子短大生の下半身を触ったとして、準強制わいせつの罪で起訴されています。国会の裁判官訴追委員会では、最高裁の求めに応じて、一木被告を、裁判官の罷免について判断する、弾劾裁判所へ訴追するかどうか、審議を行ってきました。しかし、一木被告が、裁判官の任期満了を迎える4月10日までに公判の証拠資料が入手できず、訴追委員会の審議が間に合わないとして、審議を打ち切ることにしました。一木被告は、裁判官の再任希望を取り下げているため、任期満了で、裁判官の身分を失うことになります。


3.日之影中川集落のチューリップ見ごろ
 (04/08 17:32)

日之影町の中川集落では、地元住民が育てた1万8000本のチューリップが今年も見ごろを迎え、訪れた人たちの目を楽しませています。日之影町の中川集落では、地元住民が地域を活性化しようと、5年前から、「チューリップの里づくり」を進めています。今年も集落の休耕田には、1万8000本のチューリップが色鮮やかに咲きほこり、雄大な景色と、見事なコントラストを演出しています。(中川チューリップの里づくり協議会・甲斐忠さん)「お客さんからきれいと言ってもらうとうれしいし、頑張った甲斐がある」中川集落のチューリップは、4月12日ごろまでが見ごろで、その後、集落は米作りのシーズンを迎えます。


4.新しい諸塚駐在所が完成
 (04/08 17:14)

諸塚村に、新たな駐在所が完成し、8日、開所式がありました。日向警察署の新しい「諸塚駐在所」は、以前の建物が老朽化したことを受けて、約3千万円をかけて、建設されました。8日は、現地で開所式が行われ、日向警察署の錦田健一郎署長が、「地域住民の安全確保に努め、期待と信頼に応えていきたいと思います」とあいさつし、完成を祝いました。新しい駐在所には、警察官1人が常駐し、1階には、地域住民が気軽に立ち寄れるよう、コミュニティスペースも設けられています。(諸塚駐在所・中村薫さん)「地域の安全安心の拠点、核となるようにこれからも頑張っていきたい」日向警察署では、村民に親しまれる駐在所を目指したいとしています。


5.花の女王らが緑化運動PR
 (04/08 17:35)

県の定めた「みどりの日」にあわせて、宮崎市で、8日、苗木の無料配布が行われました。これは、県の緑化推進運動の一環として行われたもので、宮崎市のデパート前で、河野副知事や花の女王らが、買い物客らにツツジやシバザクラなどの苗木、500本を配りました。また、ボランティアによる「緑の募金」活動も行われ、緑化運動への理解と協力を呼びかけていました。


6.死亡事故を教訓に、現場検討会
 (04/08 17:35)

交通死亡事故を教訓にしようと、8日、都城市で、交通事故の現場検討会が行なわれました。この事故は、3月、都城市高崎町の国道で、道路を横断していた男性が車にはねられ死亡したもので、8日は、警察や交通安全協会などの関係者約30人が現場を訪れ、今後の対策などについて意見交換しました。事故の発生が夜間だったことから、参加者からは、「横断歩道や交差点に照明を設置してはどうか」などの意見が出されていました。


7.黒木国昭ガラス展
 (04/08 17:29)

ガラス工芸の本場、イタリアのベネチアで個展を開いた、綾町在住の黒木国昭さんの帰国凱旋展が、8日から宮崎市で始まりました。会場に展示された約600点の作品。中には、黒木さんのライフワークの「光琳」と、ベネチアで習得した「レース模様」を融合させた新作もあり、訪れた人の目をひいていました。宮崎をスタートに、国内外20か所で開催されるこの展示会は、宮崎山形屋で、4月13日まで開かれています。


8.都城・自主防犯パトロール隊出発式
 (04/08 17:30)

地域の安全を守ろうと、都城市に、ボランティアによる自主防犯パトロール隊が発足し、8日、出発式が行われました。パトロール隊は、都城市安久町で、地域活性化などに取り組むボランティア団体が、3月26日に発足させたものです。8日は、春の地域安全運動に合わせてパトロール隊の出発式が行われ、都城警察署の椎康一署長が、「子どもを狙った凶悪事件が増える中、皆さんの活躍を期待します」と激励の言葉を述べました。これに対し、パトロール隊の石井和郎さんが、「登下校の見守りや高齢者の自宅訪問などで地域の安全を守っていきたい」と挨拶しました。この後、隊員たちは、通称「青パト」に乗り込み、パトロールに出発しました。パトロール隊は、隊員8人で構成されていて、青パト4台を使って、地域を巡回することにしています。


9.県議会定数めぐり確約書
 (04/08 18:53)

県議会選挙区問題で、自民党の中村幸一会長と、無所属の会の川添博議員が、採決前に、自民党案に異存はないと確約していたことがわかりました。選挙区問題を巡っては、3月18日、選挙区を16から15とする自民党案が、賛成多数で可決されましたが、自民党案に反発する3人の議員が、前日に、自民党会派を離れるなど混乱が続きました。この問題は、8日の自民党の党議で取り上げられ、関係者によりますと、中村会長は、「軽率だった」と陳謝したということです。


9.高速道路でトラック横転 一時通行止め
 (04/08 17:31)

8日未明、宮崎市の宮崎自動車道で、トラックが横転する事故がありました。運転手にけがはありませんでしたが、事故処理のため、下り車線が、3時間にわたって通行止めとなりました。8日午前4時すぎ、宮崎自動車道の田野インターチェンジ付近の下り線で、4トントラックが、道路左側のガードレールに衝突し、横転しました。トラックを運転していた49歳の男性にけがはありませんでしたが、現場付近は、事故処理のため、約3時間にわたって全面通行止めとなりました。しかし、インターチェンジの出入口を使って迂回できたため、通行に大きな影響はありませんでした。警察の調べによりますと、トラックは、福岡から宮崎へ荷物を取りに行く途中だったということです。警察では、運転手が、飛び出してきた動物をよけようと、急ハンドルを切ったことが、事故の原因とみて調べています。


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