民主党・鳩山幹事長は8日、日本テレビなど報道各社の世論調査で麻生内閣の支持率が回復していることを念頭に、次の総選挙での政権交代が「際どい状況になっている」と述べた。 鳩山幹事長「このままいって政権交代が実現できるかどうか、ある意味で際どい状況になってきているのも実態として認めざるを得ないところでございます」
小沢代表は7日、「現時点で民主党は政権を取れる」と述べているが、鳩山幹事長はより慎重な見方を示した形。
一方で、鳩山幹事長は「このような状況でも屈しない民主党の姿を見せることで、国民に評価される」と述べ、党内の一層の結束を訴えた。また、衆議院の解散・総選挙の時期について「麻生首相は、かなり5月解散、6月選挙に舵(かじ)を切ってきた」と述べた。