バチカンの警報「鳴った」 中川前財務相“失態”で答弁書 |
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政府は7日の閣議で、中川昭一前財務相がローマでの「もうろう」会見後、バチカン博物館で警報を鳴らす失態を演じたとの報道に関し「博物館に確認したところ『警報は鳴った』との説明を得た」とする答弁書を決定した。鈴木宗男衆院議員の質問主意書に対する答弁。 中川氏は先月14日、CS放送番組で「警報も鳴っていないし、私に対して注意もない」と主張していた。 答弁書によると、博物館側は警報が鳴った事実を認めた上で「音量は警備関係者に認識させるためのもので全館に響くほど大きくなく、気付いた人もいれば気付かない人もいただろう」と説明。どのようなケースで警報が鳴るかについては「セキュリティー上の観点から明らかにできない」と回答した。
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(初版:4月7日11時52分)
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