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先日、前進座の「さんしょう太夫」を見ていた時に、安寿(しのぶ)が「この問わずがたりの女め」と言われるシーンがあり、「問わずがたり」って「人から聞かれもしないのに自分のことをあれこれ話すこと」だという意味だと知った。 御深草院二条の「問わずがたり」という古典作品はそういう意味だったのです。 これは、いわゆるエッセイと同じ精神ではないでしょうか。エッセイとは「試し」という意味なのです。自分の考えていることを勇気を出して書く、自分を投げだすという意味なのです。フランスのモンテーニュの「エセー」が「自省録」と訳されているように、これは考えもなくベラベラ話すという意味ではなく、哲学者のモラリストとしての態度なのです。 ちなみに、前進座の「さんしょう太夫」の脚本を担当されたのは、ふじたあさやさんという方だそうです。 http://www.tamajin.jp/degiorigi/?w=11&n=00003 ←ふじたあさやさんプロフィール http://www.hikosen.co.jp/htm/08_kids/supporter/sup_asaya.html ←ふじたあさやさんとピノッキオの思い出 |
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