[シネマトゥデイ映画ニュース] 春休み最終週の興行収入ランキングは、ここ最近上位を占めている3強は変わらないものの、首位が入れ替わった。4週連続1位だった映画『ヤッターマン』に、映画『映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』が競り勝って初の首位に。公開30日間で動員200万人、興行収入は21億円を突破した。
映画『映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』写真ギャラリー
2位は『ヤッターマン』で、こちらは同じ公開30日間で興行収入が26億円突破と、稼ぎでは『映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』を上回る成績を残している。3位は先週と同じ映画『ドロップ』。成宮寛貴ふんする主人公ヒロシの親友・達也役で、シンガーソングライターの絢香との“人気絶頂婚”を発表した、スーパーイケメンこと水嶋ヒロの効果と配給元・角川映画が発表した通り、公開3週目で堅調に人気を維持しているもよう。
4位も先週に続き映画『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』で、5位には先週7位から2ランクアップの映画『映画 プリキュアオールスターズDX(デラックス) みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!』が入り、6位は映画『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』が先週と同じ順位をキープ。春休みに入って家族で楽しめるファミリームービーが、ここで並んだ形だ。
初登場組は2作で、まず9位に映画『ザ・バンク 堕ちた巨像』。世界中から富を集めるメガバンクの暗部に迫るクライムサスペンスで、クライヴ・オーウェンふんするインターポール(国際刑事警察機構)捜査官とナオミ・ワッツ演じる検事補が巨大銀行の金融犯罪に挑む。メガホンを取ったのは、ドイツからハリウッドに進出したトム・ティクヴァ監督。ちなみに本作は、今年2月に開催された第59回ベルリン国際映画祭でオープニングを飾った。
10位の映画『トワイライト〜初恋〜』は、17歳から年を取らない美ぼうの持ち主であるバンパイアと女子高生の禁断の初恋を描くラブストーリーで、ステファニー・メイヤーの世界的ベストセラー小説の映画化作品だ。バンパイヤ役のイギリス人俳優ロバート・パティンソンは、シリーズ第4弾映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でハリーの年上の魔法使いの学生、セドリック・ディゴリーを演じて一躍有名に。ブルーグレーの瞳が印象的で昨年、アメリカのピープル誌が発表した毎年恒例の「最もセクシーな男」の13位に選ばれた次世代スター候補の一人だ。
次週は、昨年秋に公開され興行収入50億円突破という大ヒットを飛ばした2部作シリーズの後編映画『レッドクリフ Part II −未来への最終決戦−』と、一昨年秋に公開され興行収入25億円のスマッシュヒットとなった映画『クローズZERO』の続編映画『クローズZEROII』などの話題作が登場。『クローズZERO II』は『ヤッターマン』と同じ三池崇史監督作品で、『ドロップ』と同じイケメン俳優勢ぞろいによる不良学生ムービーとあって、ジョン・ウー監督の大作『レッドクリフ Part II −未来への最終決戦−』とともに、上位へのド派手な殴り込み劇を見せてくれるかもしれない。
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