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【衝撃事件の核心】いたずらでは済まない…「先生を流産させる会」の中学生が実行した「おぞましきアイデア」 (4/5ページ)

2009.4.5 13:00
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問題発覚後、ネット上には男子生徒たちの行動を厳しく批判する書き込みが相次ぎ、“犯人”捜しも加熱した問題発覚後、ネット上には男子生徒たちの行動を厳しく批判する書き込みが相次ぎ、“犯人”捜しも加熱した

 「先生を困らせてやろう」

 そうして、かねてから教諭に反発していた数人の生徒が、他のクラスメートにも声をかけて「流産させる会」を結成した。

 ただ、会といっても11人のメンバー全員がまとまって行動していたわけではなく、一部の生徒は誘われるがままに入会を承諾。「会の名前すら知らない生徒もいた」(市教委)という。

 会に参加したのは、どんな生徒だったのか。

 市教委によれば、「ごく普通の生徒という感じ。授業中に席を離れたり、妨害するといったトラブルは報告されていない」。一方、被害にあった教諭についても、「ある程度のキャリアも積んでおり、保護者や生徒とのトラブルは聞いていない。他の生徒とは良好な関係を結んでいたようだが…」と困惑気味に話す。

 事実を把握した学校は生徒と保護者を呼び出して注意し、生徒らは教諭に謝罪した。

 それが一連の顛末(てんまつ)だが、今回の問題について市教委は「会のネーミングは非常に由々しきもので許されることではない」としながらも、「状況を見ると、殺意があるとか、本当に流産を狙ったものではなく、あくまで稚拙ないたずら」との見解を崩していない。

 関係者によると、ある生徒はミョウバンと食塩を自分の給食の蒸しイモにもかけ、実際にそれを食べていたという。そういった状況からも市教委は、「生徒らに殺意や計画性はなかった」と判断したようだ。

 だが、世論との“温度差”も垣間見えるだけに批判も出始めている。

 市教委に多数寄せられた電話やメールの中には、「流産という言葉を使ったのは許せない」「いたずらというレベルではない」「そんな指導でいいのか」といった厳しい意見も複数あったという。

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問題発覚後、ネット上には男子生徒たちの行動を厳しく批判する書き込みが相次ぎ、“犯人”捜しも加熱した
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