[PR]
ニュース: 事件 RSS feed
【衝撃事件の核心】いたずらでは済まない…「先生を流産させる会」の中学生が実行した「おぞましきアイデア」 (3/5ページ)
このニュースのトピックス:週末プレミアム
この日午前、生徒らは理科の授業でミョウバンと食塩を使い、結晶作りの実験を行っていた。
「先生の給食に入れてみよう」
ちょうど給食当番だった会のメンバーがこんな提案をした。他のメンバーも加わってミョウバンと食塩をつまみ出してティッシュペーパーに包み、こっそり持ち出した。
給食のメニューは蒸したサツマイモにソフト麺(めん)、パック牛乳など。ソフト麺はビニール包装された麺を、おわんに入ったミートソースにつけて食べるというものだ。
女性教諭はこの日、不登校の生徒に付き添い、別室で給食をとることになっていた。そのため、給食を運んでくるよう当番に指示していたが、生徒4人が周囲の目を忍びながら、ティッシュに包んだものをひとつまみ、ミートソースの上にかけた。
見張り役まで用意した周到な行動だったが、同じクラスの女子生徒が混入する瞬間を目撃。ここからうわさが広がり、学校側も知るところとなった。
ミョウバンは食品添加物や殺菌、消臭に使われるもの。発覚後に病院で検診を受けたところ、幸い教諭の体調に異常はなかったという。
きっかけは席替え? 市教委は「いたずら」の見解崩さず
なぜ、生徒らは教諭への嫌がらせを始めたのか。市教委によると、きっかけは昨年12月と今年1月に行われた席替えだったという。
教諭は席替えに際して、不登校の生徒の近くに比較的仲の良い生徒を配置するなどの「教育的配慮」を行ったところ、一部男子生徒が「先生が(席の並びを)操作しとる」と反発。また、このころ生徒の1人が部活動での態度をめぐって教諭から注意を受け、不満を募らせたらしい。
このニュースの写真
関連ニュース
[PR]
[PR]