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【衝撃事件の核心】いたずらでは済まない…「先生を流産させる会」の中学生が実行した「おぞましきアイデア」 (2/5ページ)
このニュースのトピックス:週末プレミアム
ある2年生の女子生徒が、校内を駆けめぐっていたうわさについて、自分の学年を受け持つ教諭にこう耳打ちした。
「○○先生の給食に、男子が実験で使った粉を入れたらしいよ」
驚いた学校側が男子生徒数人を呼び出して事情を聴いたところ、1年生の男子生徒らが1月に結成した「先生を流産させる会」の存在と、数々の悪事が明らかになったというのだ。
ネジをゆるめ、ミートソースに異物
市教委や関係者によると、これまでに確認できた会のいたずらはこうだ。
1月下旬、生徒らが教室にあった担任用いすの背もたれ部分を固定していたネジを手でゆるめた。妊娠中の女性が転倒することがどんなに危険なことか、生徒たちは理解していなかった。
しかし、背もたれは多少グラついていたものの、何日たってもはずれる様子はなかった。他の教科を受け持つ教諭もこのいすを使用していたというが、結局、幸いにも転倒事故には至らなかった。
時期を同じくして、今度は所有物への嫌がらせも始まった。
マイカー通勤をしていた教諭は、いつも敷地内の屋外スペースに車を止めていたが、偶然にも担任するクラスの真下に位置していた。生徒らはそこに目をつけた。
両手のひらに固形のりを塗りつけ、こすって作り出した粘着質の物体にチョークの粉、歯磨き粉をまぜて作り出した“特製物質”。それを教室の窓から教諭の車めがけて振りかけた。
生徒たちは「2回やった」と話しており、教諭も当時から異常に気づいていたようだが、まさか自分を標的にした会を結成しているとまでは思わなかったという。
そして、2月4日。生徒たちの悪乗りはエスカレートし、ついに給食への“異物混入騒ぎ”が起きる。
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