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【衝撃事件の核心】いたずらでは済まない…「先生を流産させる会」の中学生が実行した「おぞましきアイデア」 (1/5ページ)
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「先生を困らせてやろう」。そんな些細(ささい)ないたずら心から、愛知県半田市立中学に通う1年生の男子生徒11人が、数カ月後に出産を控えた30代の担任女性教諭を標的に結成したグループは「先生を流産させる会」という名前だった。えげつないネーミングと、教諭の給食に異物を混ぜるといった陰湿な手口は一躍、全国ニュースとして報じられた。市教委は「あくまで稚拙ないたずら」との立場だが、ネット上では無関係な生徒の名前が“犯人”としてさらされるなど別の被害も出ており、「悪乗り」の代償は大きい。
《抹殺すべし》…ネットは“祭り”に
《殺人未遂です 告訴すべき》
《イタズラじゃ済まないレベルだよな》
《流産させる会って……人間としてありえん 発想がゾっとする》
「先生を流産させる会」の問題が報じられた3月28日以降、インターネット上の掲示板には、生徒らの行為を厳しく指弾する書き込みであふれかえった。
それだけではない。
《一味の名前を公表しろ》
《実名はまだか こいつらの社会的生命も抹殺すべし》
そんな書き込みも相次ぎ、ついには〈愛知県半田市立△△中学校 先生を流産させる会2009 容疑者一覧〉と題して、会とは関係のない生徒の名前がネット上でさらされる騒ぎにまでなった。
半田市教育委員会はこうした掲示板の管理者に、書き込みを削除するよう依頼。また、“容疑者一覧”の参考にされたとみられる市内の中学校のHPもトップページ以外は閲覧できなくなっており、〈新年度に向けての更新中につき一時的に閉鎖しております〉というおことわりの一文が添えられていた。
ネット上で、“祭り”状態となった今回の問題。その発端は2月25日にさかのぼる。
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