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政治4月7日21時19分更新
小沢代表と鈴木宗男氏が“共闘” 検察批判で

 民主党の小沢一郎代表は7日夜、都内で開かれた鈴木宗男新党大地代表のパーティーで、公設第1秘書が起訴された西松建設の巨額献金事件に関し「政治の世界に公権力、国家権力が口を挟んだり、影響を及ぼすことになれば、民主主義は成り立たない」と述べ、東京地検特捜部のあり方を重ねて批判した。

 2002年、特捜部に受託収賄容疑などで逮捕され、刑事裁判中の鈴木氏は「国策捜査を受けた者として言うが、小沢代表の秘書逮捕は検察の暴走だ。検察が正義でなく、正義は国民が判断する」と同調。小沢氏は「鈴木代表とも機会あるたびに話すが、われわれ個人の問題ではない」と強調した。

(初版:4月7日21時19分)
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