普通のおじさん的な世界的建築家
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作成日時 : 2009/04/07 23:22
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「プロフェッショナル」で建築家の伊東豊雄さんの特集を見た。私は伊東さんの普通のおじさん的な雰囲気が好きだな。建築家っていうと、ミョーに観念的で、難しい哲学書読んでて、カリスマでというイメージがあるけれど、伊東さんにはそれがない。時代の先端を行く仕事をしているという意味で世界的にも一流なのだけれど、それは自己顕示的な欲求ではなくて、そうあらねばならないという建築家としての使命感に支えられているような気がするのだ。時代の先端を行って名声を得たいというエゴではなくて、利用者にとって居心地のよい空間をいかに作り出すかという良心があると思う。そして周囲の人達の意見を取り入れてチームで考え、その思いがけない展開を愉しむという柔軟性が素晴らしいと思った。
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/090407/index.html ←まだ見ぬ未来を創造せよ
それにしても、50代でタクシーの運転手さんの「外はきれいだけど、中は面白くないよ」という一言で、自分の仕事を全否定されるような挫折をしながら、よくそこから復活できたと思う。「技がつくと冒険しなくなる」という伊東さんの言葉が印象に残った。私も図書館はよく利用するけれども、居心地が良く開放的で明るい雰囲気であることは本当に重要だと思う。
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