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【小沢氏会見詳報】(2)北朝鮮からの攻撃「考えられないだろうと思っている」(7日午後) (4/4ページ)
−−マニフェスト…
「あ、マニフェスト。マニフェストと経済・景気対策ですけれども、政府の景気対策は、総額を大きくすることばっかりに考えてるやに、われわれの目には映ります。そして実際の国民1人ひとりの生活の助け、支援、あるいは消費の拡大。そういったことにはつながっていかないと。要するに、各役所に、とにかく10兆円ぐらいの規模でやるんだから各役所みんな積み上げろといった、旧来どおりのやり方で、多分作られるものだろうと思います。ですから、今やるんだったら本予算にちゃんともっとやっておけばいい話だったということも言えますし。また、補正予算そのものも、つらつら聞き及びましても、結局は各省庁の積み上げでしかないということで、私どもとしては、直接、国民生活を支援する、あるいは具体的な生活に直接大きな効果を発揮するであろうというマニフェストで参院選を通じまして約束したことがあります。それは、年金の仕組みの、安定した年金への改革であり、年金医療介護とありますが、あるいは子ども手当の創設であるとか、あるいは高速道路の無料化であるとか、あるいは農業の所得補償だとか、そういうことを思い切って実行していくことが、私どもは今の景気・経済対策にも非常に有効であると、いうふうに考えております。ただ、景気の落ち込みが非常に大きいものでありますので、それにさらに前倒し的に考えて、ソーラー発電の問題とか、安全安心、あるいは環境。そういったものも、これまた直接国民生活に、個々のみなさんの生活に関連してくると、いうようなテーマで、国としても大事なものをさらに付け加えてやっていけば余計良いんじゃないかなというふうに考えておりまして。えー、(ネクスト)キャビネットにおいてもそれを議論しておるようでございます。あす、今までの議論がだいたいまとまるという報告を受けておりますので、明日のキャビネットでその骨太の…、政府じゃありませんから細かなことまで全部決めることはできませんが、骨太の、そういった基本の政策を示すことができれば、1つのいい機会かなというふうに思ってますが。これは政調会長からの明日、報告を受けてから最終的に決めたいと思っております」