ニュース: 政治 RSS feed
【小沢氏会見詳報】(2)北朝鮮からの攻撃「考えられないだろうと思っている」(7日午後) (2/4ページ)
−−民主党に政権政党の心構えができてきたとの話だが、自身の選挙に対する指揮、リーダーシップが、民主党の変化にどのように貢献し、影響を与えてきたと思うか。もう1つ。進退について、党内の世論調査が、もしくは仮定の話だが西松建設の違法献金疑惑に絡む二階経済産業相の進退が、影響を与えるか
「何だっけ、最初は」
−−自身の民主党への影響は…
「ああ。私が変えたわけでもありませんし、貢献したわけではありません。私はただ、(平成18年に)就任してすぐ、翌年くる参院の通常選挙はまず第1に勝ち取らなくてはいけない。ということで、私なりに選挙民の、国民の信頼を勝ち取るには、私、常々言ってますように、1人でも多くの国民のみなさんと直接対話をし、直接ふれあいの機会を広げることだと、いうことを自分自身でも実施してきました。それからもう1つは、選挙というのは、これもたびたび諸君にも苦言を呈するような言い方をしましたが、選挙というものを、非常に軽んじる風潮がある。選挙のためにやってるとか、選挙のためにどうだとかって言い方を、軽々しく使いすぎる。私は、主権者たる国民がその主権を行使する場ってのは選挙なんですから。その選挙は、最も民主主義社会では大事なことであります。そしてその選挙で国民の信頼を得たものが政権を取る。ですから、国民の信頼を得るかどうかのその選挙。そのときに自らの意見をPRし、みなさんの理解を得るという作業というのは、何にも増して大事な作業であると。これを軽んずれば、結局は民主主義を否定することになる。私は、そういう意味でいろんな機会にみなさんにも、また機会がある度に仲間のみなさんにも言ってきたつもりであります。ですからそれが、結集して、参院の過半数に近い議席を獲得することができただろうと。そう思っておりますし、さらに、衆院の総選挙に向けて、そういう自信のもとにみんなが政権政党としての意識を持ちつつ、この選挙戦に臨んでおると、いうことであろうと思います。それから、2番目の質問は若干筋道が変な話でありますけれども、党内の手続きは本来、任期中でありますから、再びどうこうするという、ルール的には必要ないんですけれども、しかし私は、非常にこういう時期に、大事な問題だというふうに判断しましたから、役員会、常幹(常任幹事会)、そして議員総会と。いう形でみなさんの了承をいただきました。いただいたばっかりであります。従いまして、当初の目標に向かって、みんなと一緒に頑張ってまいりたいと思います」