2009年4月7日 21時0分更新
今月から水島コンビナートの工場など、倉敷市内の会社で働き始める新入社員を歓迎する催しが倉敷市で行われました。
この歓迎会は倉敷市が毎年この時期に開いているもので、会場の倉敷市芸文館には、高校や大学を卒業して今月から倉敷市内の92の会社で働き始めた新入社員870人余りが参加しました。
歓迎会では、去年就職をした先輩の社会人が「共に喜び、共に悩み、助け合いながら働いていきましょう」とあいさつし、先輩たちが新入社員の代表に花束が手渡されました。
そして、市内の鉄鋼メーカーに就職した森上宏史さんが新社会人を代表して、「社会人としての自覚を持ち、初心を忘れずに社会に貢献できるよう精進していきます」と決意を述べました。
ハローワーク倉敷中央によりますと、ことし3月に高校を卒業して倉敷市内の企業に就職した新入社員の数は、例年を1%ほど下回る程度にとどまっているということです。
しかし、来年の求人数は景気後退の影響で大幅な減少が見込まれるということです。