福島県須賀川市の市立第一中で、柔道部の練習中に投げられた女子生徒が意識不明になった事故で、県と市が1億5554万円の損害賠償を女子生徒と両親に支払うよう命じた福島地裁郡山支部判決について、市は7日、控訴しないと発表した。
毎日新聞の取材に対し、県も控訴しないと明らかにしており、1審判決が確定する見込み。事故は03年10月18日に発生。当時1年の元女子生徒(18)は投げられて頭を数回強打し、急性硬膜下出血により現在も意識が戻っていない。
毎日新聞 2009年4月7日 19時14分(最終更新 4月7日 19時15分)