福岡県立花町のワイン工場で、地元で取れたイチゴ、完熟の博多あまおうを使った新酒の出荷が始まりました。

立花町のワイン工場ではけさ9時から、「博多あまおうワイン」の今年の新酒を瓶に詰める作業が始まりました。

このワインは、八女地区で取れた福岡ブランドのイチゴ「あまおう」の完熟の実だけで作ったワインです。

500ミリリットル入りのワイン1本あたりに2パック半のあまおうが使われていて、40日間発酵させたワインはフルーティーな味わいが特徴です。

今年は気温が高めでイチゴが完熟するのが早かったうえに糖度や香りも高く、ワインの出来も上々だということです。

例年より2週間ほど早く、初出荷の日を迎え、きょうは九州各地に向けて2000本を送り出しました。

博多あまおうワインの新酒の出荷は6月いっぱいまで続くということです。