今年の復活祭は4月12日です。復活祭は、春分から数えて最初の満月(ユダヤ教の過越の祭り)の後に来る第一日曜日と決められていて、毎年違う移動祝祭日です。仏教では灌仏会にあたるのではないでしょうか。私は仏教の行事にもあまり親しんではこなかったのですが、仏教もキリスト教も行事はだいたい似通っているような気がします。 復活祭にはイースター・エッグを交換しますが、このイースター・エッグの細工には単色無地に染めるもの、スグラフィットと呼ばれる鋭利な道具で引っ掻き模様をつける技法によるもの、ろうけつ染めなど様々なものがあるようです。 http://homepage1.nifty.com/comari/easter/index.html ←ロシア雑貨マリンカ なかにはロシアのロマノフ家のイースター・エッグなどため息が出るような豪華なものもあります。 http://www.gamenews.ne.jp/archives/m/e/20_12.html ←ファベルジェ・エッグについて 以前、江戸東京博物館でも公開されたことがあるそうですね(^^)。 http://blog.goo.ne.jp/junbear2005/e/4607970331ec7d4b78f761d4e943d1ac ←Teddy Bear's Diary http://rimetea.seesaa.net/article/70975890.html ←リメの気まぐれ日記 以前雑誌の記事で見つけた、スロヴェニアの職人フランツ・グロム(Franc Grom)さんが卵にドリルで何千という穴をあけ繊細なレース模様を描いた卵は、本当に素晴らしいと思います。(「Seven Seas 2000.12月号) http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2369111/2767368 ← 卵の殻に2400個の穴、スロベニア人職人の名人芸 なんだか江戸小紋の型紙のような繊細な職人芸ですよね(^^)。 「仮面 ヨーロッパの祭りと年中行事」(遠藤紀勝 現代教養文庫)にはイースター・エッグについて次のような説明がしてありました。 卵は兎と同様、古代より生産力、繁殖力の象徴として神聖視され、孵化することから豊饒と再生につながるシンボルであった。だから、復活祭には卵の贈り物、卵つき、卵倒し、卵さがし、卵たたき、卵割りなど各地でいろいろな遊びが残されている。卵は愛の表現の手段にもなった。卵二つは「失礼」、三つは「感謝」、四つは「喜び」、五つは「結婚希望」、六つは「結婚」を意味した。 http://s-moriwaki.at.webry.info/200804/article_5.html ←本読みと山歩き ウィキペディアでは次のように説明してありました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%B0 ←イースター・エッグについて 最近はプラスチックの卵もあるということですが、そうなるともうこれは子どもが好きなガチャガチャの世界ですね(笑)。 |
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