2009年4月7日 13時51分更新
7日午前、いわき市の石炭火力発電の研究施設で作業員2人が倒れ、市内の病院に運ばれました。
施設側によりますと何らかの理由で石炭が発火し一酸化炭素が発生したのではないかということです。
7日午前11時前いわき市の常磐共同火力・勿来発電所の敷地のなかにある「クリーンコールパワー研究所」で作業員2人が倒れたと消防に通報がありました。
2人とも意識ははっきりしているということですが、いずれも治療を受けるため救急車で市内の病院に運ばれました。
クリーンコールパワー研究所によりますとこの施設は国内の電力会社が出資して石炭による二酸化炭素の排出を抑えた発電について研究しているということです。
2人はいずれも関連会社の社員の21歳と61歳の男性で発電に使ったあと燃え残った石炭を集める作業をしていたということです。施設側は何らかの理由で石炭が発火して一酸化炭素が発生したのではないかとみて消防とともに原因を調べています。
現場はいわき市の勿来地区の海岸に面した火力発電所とその関連施設が建ち並ぶ場所です。