NHKの健康情報番組「ためしてガッテン」の撮影にエキストラとして参加した60歳代の女性が、左手首を骨折し、全治6週間のけがをしていたことが6日わかった。
NHKによると、事故があったのは3月中旬。骨折予防法を紹介するコーナーで、若者と高齢者では転び方が違うことを映像化するリハーサルの際、女性がディレクターの指示通り、転んでみたところ骨折したという。
現場には安全管理のため整形外科医も立ち会っていた。番組は当初の予定通り、29日に放送する。
NHK広報局は「女性からの要望で公表を控えていた。事故はNHKの責任であり、二度とこうしたことを起こさないようよく検証したい」と話している。【佐々本浩材】
毎日新聞 2009年4月7日 2時30分(最終更新 4月7日 10時27分)