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2009年 熟年挽歌   更新:3/28
 今年は歌を織り交ぜながら綴っていきます。
総括のつもりでタイトルも「熟年挽歌」としました。

2009/03/29 new
前線に立つ後輩たちを危惧して
春迎へ過ぎにしかたを思ふにも
報われんかないまの彼らも

年かさねうちなる様はかわらねど
あらたな年や春はあけぼの
思ふにもいかになるらんゆく末は
こたつにしずむ老母をながめつ
彼なるうちに分け入れば
かっての苦闘も露になりしか
いかにせむ死出の山路に旅立つも
姿は見えず顔も浮かばず
住む人は亡くなりしかこの家も
ブルのシャベルにがぶり喰われる
けふもまたことなきさまにあけぬれば
きのふと変わらず日をかさねるや
時がたち過ぎにし記憶が千々に散り
あの曇天の空にかすめゆく
なたねづゆ本にもならぬざれごとが
電子の世界で散りて消えらめ

熟年からの風景    2008年 定年後5年が経ちました
はじめに
 あれから、5年が経とうとしている。
生活リズムもなんとかローギアーに切り替えられた。 一区切りとして、その後の状況や心情を綴ってみたい気になった。
1) なだめすかす
 定年後の進路にはいろいろあった。
そのなかで、 現職とは違った分野で仕事をしてみることを私は選んでみた。 これまで遭遇しなかった風景がみられるような予感がした。
2) アグレッシブな男
 訓練校が終わりに近づく頃、 求人情報が学校に届く。 ホテルや料理店からのものが主だ。   若い者から決まっていく。
3) それだけの価値
 「働くことは食うため」。
この歳になって、あらためて気づかされる。 年金は60歳から何年かは全額支給されない。 生活費をどこからか工面する必要に迫られる。
4) 夢、あきらめない男
この男、ごくごく普通の会社に勤めるサラリーマン。
50才のころ、なぜかレストランに興味を持つ。・・・ それでも、この男、定年まで勤め上げた。
5) 仲睦ましい夫婦
傍から見ていても仲睦ましい夫婦は気持ちがいい。
先だって、若いときの遊び仲間のひとりと出会った。
6) 年を重ねるほどに西行
西行に出会ったのが8年まえ。
間隔をおきながらも学習をつづけている。 850年ものの昔に生きた人物だが、 現代にも通ずる何かがある。
7) 稼ぎの力
1話
 92才になる。 都心の高層マンションに住んでいる。 賃貸で、家賃は20万もする。 そこで小唄を教えている。
2話
 定年を迎えた男にきかれた。 「ボランティアって、お金、もらえるの?」
8) 最終章 熟年も一気に駆け足で
六十才がひとつの壁だと思っていた。
仕事人間からどううまく卒業し、 林住期にソフトランディングできるか。 意識的しはじめたのが、五十代なかば・・・














私達の西行の研究  更新:3/25/2009
西行の学習も10年目に入ります。今年も山家集雑歌を読み進めていきます。
熟年からのインターネット 2000年−2008年
はじめはパソコン、ネット関連が話題でしたが、後半は自由に書きました。
ハッピーとの茨城・友部の日々 2000年−2005年
茨城県の友部町(いまは笠間市)でのくらしをミニ写真とともに発信
パラパラ動画  更新:3/5/2009
グラフィカル表現あそび  2004年

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定年直後の充電レポート  2003年
ぼくの『奥の細道』   7/15
定年卒業旅行とかいって奥の細道をたどってきました。
短歌にのせた紀行文です。
短歌でつづる定年の夏   9/26
定年退職後の心境を記録しました。短歌で報告します。
西行の生涯とその歌   10/21
いばらきデジタルコンテンツに応募しましたが、選外でした!
短歌でつづる定年の秋
その秋も終りへ
そして初冬
ホテル学習修了   3/26/2004
いろいろありましたが、通いおえました。最後は短歌三首でしめます。
ホテル学習の仲間と再会   5/27/2004
再会の話しは別の機会に。帰りの電車で一首