何かとアナロジを持ち出す
システムのグランドデザインと近しいモデルは何だろうか。
事業戦略からくる要員計画のようなものであろうか。
システム屋が要員計画に意見できるはずも無いのだが、事業構造を考えた上で配置、ファシリティを調達していくところであるのが似ているであろう。
人を一人採用すると、3億からの投資となる。
覚えておいて損は無い話である。
システムアーキテクチャとの違い
最近、システムアーキテクトなる技術者が取り沙汰されているが、ややもすると理想に走っているだけに見える。
現場育ちの僻みかも知れないが。
グランドデザインは理想を求めるのではなく、限られたリソース、その企業の持つ人・もの・金に対して時間軸を当てはめて達成していくものである。
開発者側からの発想ではない。
実務者として何をいつまで保証するかがゴールとなる。
それは、アプリケーションの品質保証であり、ダウンしないインフラでもある。
さすがに読み難いのは、開発環境である。
技術者の多い開発環境を選べば、最終的にはコスト削減もできるが、ニッチな環境とかローカル言語を選んでいくとコスト高が待っていることになる。
次回はコンセプトメーキングからということで。
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