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チェコの首都プラハで演説するオバマ米大統領=5日〔AP Photo〕

米大統領、北朝鮮に「強力な国際社会の対応必要」

 【プラハ=丸谷浩史】チェコ訪問中のオバマ米大統領は5日、北朝鮮による飛翔(ひしょう)体の発射を「明白な国連安全保障理事会の決議違反だ」と非難し、日本や韓国などと連携して安保理に問題提起するとの声明を発表した。その後の演説では「北朝鮮はルールを破った」と非難したうえで「世界はこの種の兵器拡散阻止に協調して立ち上がらなければならない。今こそ強力な国際社会の対応が必要だ」と表明した。

 オバマ大統領は声明では飛翔体を長距離弾道ミサイル「テポドン2号」と表現。演説では「長距離ミサイルに使えるロケット発射」と語った。

 大統領は記者団に対し、北朝鮮に国際公約である核廃棄への取り組み順守を求めると説明。「発射目的の主張がどうであれ、長距離弾道ミサイルの能力向上は近隣、遠方の国々に大量破壊兵器の脅威となるものだ」と強調した。 (21:39)

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