先月２２日の東京マラソンで急性心筋こうそくによる心室細動を発症し、緊急入院したお笑いタレントの松村邦洋（４１）が５日、ＴＢＳ系「アッコにおまかせ！」に生出演し、テレビ復帰を果たした。
出演者に拍手と歓声で迎えられた松村は、司会の和田アキ子（５８）に花束を贈られ「こんなに拍手されたのは長い人生で初めて。これからは、じっくり健康になりたい」と生還を報告。所属事務所によると、すでに入院前と同じペースで仕事を始めているという。
番組には、レース中に松村を応急処置したモバイルＡＥＤ隊の救急救命士２人も登場。当日は松村が倒れて１分後に到着したといい、当時の様子を「駆けつけたときには心肺が停止し、力が抜けていた」「（心臓が）循環的にいい状態になったのは（心肺停止から）６分後くらい。意識はなかった」などと生々しく語った。
命の恩人との再会に、松村は「みなさんがいなかったら、僕はここにいなかった…」と深々と頭を下げ、固く握手。番組内では阪神・藤川球児（２８）、モデル・蛯原友里（２９）らからの祝福コメントが紹介された。