12月25日(日)
昼前に速達でレコードが届いた。知人からのクリスマスプレゼント。ノルデン・シンガーズ(でいいの?)というグループの独アリオラ盤で、調べてみたところ、どうも'65年のシングルらしい。ジャケットなかなかよし。感謝です。
シングル:Die Norden Singers
"The Little Drummer Boy/Sonntagsglocken"
12月24日(土)
久しぶりに中野R店を覗いてみる。昨年出たジャネット・サイデルのクリスマスCDが安かったので抜く。日本で作り直したイラストジャケだったのもそうだが、オビにある某有名評論家のコメントがどうも釈然とせず、買いそびれたままだった1枚。この前別な店でざっと試聴したら、よけいオビのコメントに「?」がついてしまったんだけどね。これは未開封サンプル。
もう1枚未開封サンプルで、'98年に出た渚十吾プロデュースによるウィンター・コンピレーションとでもいえばよいのか、原マスミ、岡田徹、ローズ・アンリミテッド、ロータス・エンドらが参加したCDがあった。未入手というより、聴いたことがなかったのでこれも抜く。テレサ・ブライトの'94年のクリスマスCDもあったので、これも一緒に。国内盤の定価が高めだったので、安い輸入盤がないかと思っているうちに、見かけなくなってしまい、買えずじまいだった1枚。これはハワイ・プレスのオリジナル盤。
帰宅すると海外オークションで落とした7インチが2枚届いていた。まず'63年に出たフィル・スペクターのクリスマスアルバムからの4曲入りEP。かれこれ20年ぐらい前に、渋谷の中古セールでジャケットを見て以来、ようやく入手。それも思っていたよりかなり安く落とせた。もう1枚はナッティ・スクワーレルズの'60年のクリスマスシングルで、プロモ仕様のPS付き。通常のPSはカラー写真タイプだが、これは白黒写真に紹介コメントを載せた両面同じデザインのもの。どちらもかなり嬉しいクリスマスプレゼントだ。
CD:ジャネット・サイデル 『ジャネットとクリスマス!』
V.A. 『キャンディ、トイズ・アンド・スノウ』
Teresa Bright "A Bright Hawaiian Christmas"
EP:V.A. "Christmas EP"
※From Philles LP4005 "A Christmas Gift For You"
シングル:The Nutty Squirrels
"Please Don't Take Our Tree for Christmas/Nutty Noel"
12月22日(木)
池袋H店でCDを見てたら、ジョニー・ソマーズの紙ジャケCDが並んでいた。その中に何と'63年の『ソマーズ・シーズンズ』が。季節にちなんだ歌を収録したカレンダー・アルバム的な1枚で、アナログLPは持っていたけど、今回世界初CD化となったらしい。「ベイビー・イッツ・コールド・アウトサイド」(デュエットで歌われることが多いが、ここでは彼女のソロ)の他、「ウィンター・イン・ニュー・イングランド」「ホエン・ウィンター・カムズ」といったウィンター・ソングが入っているので、準収穫といったところ。
CD:ジョニー・ソマーズ 『ソマーズ・シーズンズ』
12月17日(土)
新宿に出たついでにH店を覗く。ティファナ・ブラスの紙ジャケで出たクリスマスCDが残っていたので買う。US盤はデジパックで出た復刻シリーズの中の1枚だが、日本盤はみな紙ジャケ仕様になった。
今年出たフランス編集のコンピレーションが試聴機にあったので聴いてみる。定番曲の中に、ダリダとかアンリ・サルヴァドールとかが顔を出す選曲だが、曲の流れとかがUSやUK編集のものとは微妙に違っていて面白い。もっとも曲間がほんのちょっとクロスしてるので、1曲抜き出したいときなどは使いにくいかも。ブライアンの限定アナログ7インチがあったので、これも一緒に買うことに。
CD:ハーブ・アルパート&ザ・ティファナ・ブラス 『クリスマス・アルバム』
※紙ジャケット仕様
V.A. "In The Mood for Christmas"
シングル:
Brian Wilson
"What I Really Want For Christmas
/We Wish You A Merry Christmas/Brian's Christmas Message"
12月15日(木)
U店のサイトを見てたら、畑亜貴のクリスマスCDが限定50枚復刻/入荷との告知が。2001年に出たものだが、実際は単独アルバムではなく、安西史孝とPaPa's Pleasureを加えた3組のオムニバスで、それぞれ3曲ずつ収録、最後に全員で1曲という構成。この人たちについてはあまりよく知らないのだが、一応プログレ関連でカテゴライズされていたので、新宿店にしか置いてないのかなあと思いつつ、念の為池袋店に入荷してないか電話で問い合わせたところ、1枚だけ入っているとのこと。取り置きしてもらい、会社帰りに購入。
CD:安西史孝・畑亜貴・父喜(PaPa's Pleasure) 『Silent Night』
12月13日(火)
池袋H店のクリスマス・コーナーを見てると、見慣れぬコンピレーションが。「The Get Easy!」というコンピレーション・シリーズの中で出たクリスマスもの。60/70年代のユニバーサル系音源を中心としたドイツ盤。とはいえ、今回はいきなりアンディ・ウィリアムスのコロムビア音源から始まる。2年前にも同じシリーズのコンピレーションを買ったけど、あれがクリスマスとしては第1弾だったようで、これは今年出た第3弾。選曲自体は1作目の方がよかったと思うが、何曲か珍しいシングル音源が入っていたので買う。
CD:V.A. "SNOW 3-The Get Easy! Christmas Collection Vol.III"
12月12日(月)
久々に渋谷H店を覗く。このところ、店のサイトでもクリスマスものがリストアップされていたが、気になっていたシングルがまだ残っていたので、これを買うことに。歌えるピアニスト、ペイジ・キャヴァナーが自身のトリオ名義で出したクリスマス…というかウィンター・ソング。年代が不明だが、60年代後半ぐらいか。
たまたまマクガイア・シスターズで探していた曲を思い出したので、コーラスものの棚をチェック。LPは2枚ほどしかなく、どちらもよく見かけたもの。そのうちの1枚を何となく手に取り、曲目を見ると、何と「Be A Santa」というのが最後に入ってる。ベティ・コムデンとアドルフ・グリーン、そしてジュール・スタインが手がけたミュージカル、『Subways Are For Sleeping』の楽曲を歌った'61年のアルバム。ということで、これも買い。
シングル:The Page Cavanaugh Trio
"The First Snowfall/I Married An Angel"
LP:The McGuire Sisters "Subways Are For Sleeping"
12月11日(日)
池袋T店でケイト&アンナ・マクギャリグルのクリスマスCDを買う。先月初めに出たCDで、通販サイトで試聴して以来、気になっていたのに、店頭でなかなか見かけなかったのだ。この姉妹は、昨年新装リマスター盤が出たエミルー・ハリスのクリスマスCDの、追加新録曲にも参加していたが、今回はそのエミルーが2曲参加している他、ルーファス・ウェインライト、マーサ・ウェインライト、リリー・ランケン、チャイム・タネンバウムらが参加。あと、やはり先月出たマーシャル・タッカー・バンドのクリスマスCDがあったので一緒に買う。実はヴォーカルのダグ・グレイの声がどうも好きではなくて、これまでちゃんとアルバムを聴いたことのなかったバンドの1つ。
CD:Kate and Anna McGarrigle "The McGarrigle Christmas Hour"
The Marshall Tucker Band "Carolina Christmas"
12月9日(金)
池袋H店でブライアン・ウィルソンのCDシングルを見つけたので購入。今年出たクリスマスアルバムのタイトル曲。このシングルはイギリスでアナログも出たようなのだが、どこかに入ってるかなあ。見かけたら買うかもしれないけど、アナログがレギュラーじゃない時代に、こうやってリリースされるアナログ盤を買うのは、単にサイトのリストにブライアンの名前を載せたいだけのようなものなので、どうも気が進まなくなってきた。
CDS:Brian Wilson "What I Really Want For Christmas"
12月1日(木)
ポール・キャラックの公式サイトで注文したクリスマスCDが届いた。ビッグ・バンドをバックにした新作で、ラストには'97年に出した「ビューティフル・ワールド」の再録音も収録されている。ま、これはクリスマスソングではないけど。
CD:Paul Carrack "Winter Wonderland"
11月30日(水)
海外オークションの落札品が届いた。まずボビー・ダーリンの'60年のクリスマスシングル。ジミー・チャールズのやはり'60年のシングル。PROMOというレーベルから出たもの。ジミー・ボイドの「ママがサンタにキッスした」、'52年のコロムビア盤で、子供向けのイエロー・レーベル。この3枚がPS付き。ブラックウェルズのクリスマスシングルは、'59年のオリジナルではなく、翌年に出た番号違いの再発。ファンズのクリスマスシングルは'64年に出たもので、ビートルズ・トリビュート・ソング。
スパイク・ジョーンズのクリスマスEPはPSのみの入手。'52年に出たベル・シスターズとの共演シングルが入っているので、おそらくその'52年か翌'53年あたりのものではないかと思われる。
シングル:
Bobby Darin "Christmas Auld Lang Syne/Child Of God"
Jimmy Boyd "I Saw Mommy Kissing Santa Claus/Thumbelina"
Jimmy Charles "Xmasville/Little White Mouse Called Steve"
The Blackwells "Little Match Girl/The Christmas Holiday"
The Fans "I Want A Beatle For Christmas
/How Far Should I Let My Heart Go Tonight"
EP:"Christmas Fun with Spike Jones"※PSのみ
11月28日(月)
帰宅すると海外オークションで落札したシングルが届いていた。まずビル・アンダーソンが'68年に出したデッカでのシングル。これはPS付き。グロリア・リンの'64年のエヴェレスト盤。リトル・ジョーイ・ファーのシングルはオリジナルのバンド・ボックス盤ではなく、その音源を使った再発。多分70年代のものか。アル&ディックの子供コーラスものの、'59年に出たコーラル盤。これはサンプル盤。以上、4枚。
シングル:
Bill Anderson
"Christmas Time's A-Coming/Po' Folks'Christmas"
Gloria Lynne "On Christmas Day/Wouldn't It Be Loverly"
Little Joey Farr "Rock & Roll Santa/Big White Cadillac
Al And Dick And Their Childrens' Chorus
"Wish You Merry Christmas/Santa Cwuz"
11月26日(土)
大阪の知人から、クリスマスが近づいてきたのでと、CDが1枚送られてきた。EMI系のコンピレーションで、企業の販促用に作られたものらしく、会社のマークが入っている。全10曲の最初こそカウント・ベイシーだが、4曲目以降は80年代半ばから90年代にかけてのキャピトル音源。2曲目に何故かラムゼイ・ルイス(これだけユニバーサル系列)が入っている。ということでありがたくいただく。
CD:V.A. "Jazz For The Holidays"
11月22日(火)
通販で注文したCDシングルが届いた。キャプテン&テニールが今月出したクリスマスソング。ただし新曲は1曲目だけで、他の2曲は'85年に出したシングルから。しかし、このシングルのジャケット、3つ折デジパックで、真ん中には2つ折のチラシみたいなもんだけど、一応ブックレットのホルダーも付いてる。どうしてもブライアンのデジパックの作りと比べてしまうなあ。どうなってんだよアリスタ!
CDS:Captain & Tennille
"Saving Up Christmas/Tahoe Snow/Here Comes Santa Claus"
11月21日(月)
帰宅するとレコードが1枚届いていた。エイムス・ブラザースの'54年のクリスマスシングル。海外オークションでの入手品で、この出品者の他のレコードにはクリスマスものがなく、1枚だけの落札となったが、あまりにも味のあるイラストジャケットだったので、どうしても欲しいと思ったもの。
シングル:The Ames Brothers
"I Got A Cold For Christmas/There'll Always Be A Christmas"
11月17日(木)
ジェーン・モンハイトのUSエピック盤、案の定rootkitのやつじゃねーかよ。ニュースで対象CDが20枚くらいしかないようなこと書いてるから、ヘンだなと思ってたら、今日発表された回収対象リストにちゃんと入ってる。まあ、PCで聴くような真似はしてないから、別に被害は受けてないけど、「回収・交換へ」ということになると、店頭に出てるやつはともかく、日本で輸入盤買っちゃった分とかはどうするつもりなんだか。
それはそれとして、今日会った知人からレコードを1枚いただく。'83年に出たCCBの1stアルバム。「Christmas In Gold Coast」というクリスマスソングが1曲だけ入っているのだとか。むむ…でもこれって夏頃出たような気が。一応歌詞を見たところ、クリスマスを比喩に使ってるようでもなさそう。単なる南半球のクリスマスということか。ということで、ありがたくいただく。
帰宅すると海外オークションで落としたクリスマスシングルが3枚届いていた。まず'65年のパティ・ペイジのPS付きシングル。同年発売のクリスマスアルバムからのカット。次に'69年に出たハーレム・チルドレンズ・コーラスのPS付きシングル。シシー・ヒューストンがプロデュースに加わっている。最後は'60年のMALVEREEN DREWという、初めて聞く名のガールグループのシングル。ACE傘下のVINというレーベルから出たもの。
LP:CCB 『Mild Weekend』
※「Christmas In Gold Coast」収録
シングル:
Patti Page "Happy Birthday Jesus/Christmas Bells"
The Harlem Children's Chorus
"Black Christmas/Do You Hear What I Hear"
Malvereen Drew "Happiest Season/Christmas Time"
11月16日(水)
池袋H店に寄ってクリスマスものをチェック。ジャズ・コーナーでジェニー・エヴァンスのクリスマス新譜を見つける。本日発売の日本盤。ジェニー・エヴァンスはイギリス出身のジャズ・シンガーだが、主にドイツを拠点に活動しており、これもドイツのエンヤ・レーベルからのもの。全11曲のうち、いわゆるポピュラーソングは3曲だけで、あとはイギリスやドイツ、チェコ、オーストリアのキャロルという選曲。ということで購入。
CD:ジェニー・エヴァンス 『クリスマス・ソングス』
11月14日(月)
ジゼル・マッケンジーのEPが届いた。例によって海外オークションで落札したもの。この人は'57年にクリスマスアルバムを出しており、これと同時期と思われるのだが、1つ前の番号で『Season's Greetings』というタイトルのEPも出ている。アルバムのタイトルは『Christmas with Gisele』。今回のEPは『Mery Christmas』だから、三者三様のタイトルになっているのは珍しいケース。クリスマスシングルのAB面も2つのEPに分かれているし。ジャケットは同じフォトセッションの写真だが、全て違うものが使われている。LPのジャケットはカラーで、EPはどちらもモノトーン。
EP:Gisele MacKenzie "Merry Christmas"
11月13日(日)
昨日見つからなかったCDを渋谷T店に探しに行く。あった。ジョー・スタッフォードのクリスマスCD。'64年にキャピトルから出したクリスマスアルバムが今年ようやく復刻されたもの。何でもこの人のアルバムの権利は本人が全て所有してるのだそうで、CD化にあたっては、オリジナルジャケットのデザインをそのまま使用することができないと聞いたことがある(でもオリジナルのまま出てたのもあるよなあ)。このCDもジャケットはLPと全然違う顔写真のものにされている。
ジョニー・マン・シンガーズのコンピレーションがあった。イギリスのエル/チェリー・レッドから今年出たもので、この中にランディ・ニューマンの「スノウ」のカヴァーが入っている。これは'67年のクリスマスアルバムには入っていない。ということで併せて購入。
CD:Jo Stafford "The Joyful Season"
The Johnny Mann Singers "Sixties Mann"
※「Snow」収録
1月12日(土)
Y店でCDをチェック。探しているジャズ・ヴォーカル系の復刻クリスマスCDは見つからなかったが、先日出たばかりのティコムーンのCDがあったので、これを買うことに。アイリッシュハープとギターのデュオ。自分の好みの音かどうかは分からんけど、ちゃんと作ってそうな予感がしたので気になっていた。
チューインガムの新しいベスト盤があったので、これも一緒に買う。シングルA面を全収録したベストはすでに出ていたが、今回出たこの2枚組は、B面曲や未発表曲、アルバム収録曲で構成されたもので、'74年に出たアルバム『クリスマス・ベスト・ヒット』の音源がほぼフル収録されている(「アヴェ・マリア」のみ前のベストに収録)。
家に戻ると海外からレコードが5枚届いていた。まずジーン・オートリーの'51年のシングルが2枚。「赤鼻のトナカイ」は先日PSを入手したが、今回は5枚セットで出品されていたものを落札。ケニー&コーキーのシングルとダンサー・プランサー&ナーヴァスのシングルはともに'59年のもので、実はどちらも入手済み。ただ、PSの状態はこっちの方がいい。ハリー・シメオンのシングルは、番号は'58年のオリジナルと同じだが、多分60年代初めの再発ジャケット。
CD:ティコムーン 『クリスマスアルバム』
『チューインガム2 ゴールデン☆ベスト』
シングル:
Gene Autry
"Frosty The Snowman/When Santa Claus Gets Your Letter"
Gene Autry "Rudolph, The Red-NOsed Reindeer
/If It Doesn't Snow On Christmas"
Kenny and Corky "Nuttin' For Christmas/Suzy Snowflake"
Dancer, Prancer and Nurvous
"The Happy Reindeer/Dancer's Waltz"
The Harry Simeone Chorele
"The Little Drummer Boy/Die Lorelei"
11月11日(金)
トニー・オーランド&ドーンのクリスマスCDが届いた。何と解散後28年ぶりの、トニー・オーランド、テルマ・ホプキンス、ジョイス・ヴィンセントの3名による新録音アルバム。実は当初、今年のクリスマス新譜で期待していたのが、ブライアン・ウィルソンとこのドーンの2枚。だがブライアンのCDは、期待をやや下回った感があったので、こっちもあまり過度な期待をしない方がいいかもなあ、と思っていたところ。
ケースはブライアン同様デジパック仕様だけど、スリップケース付きになってる。うっ、中のデジパックは三つ折だし、ちゃんとブックレットも付いてるじゃないの。ブライアンのなんて、デジパックの表面がキラキラしてるだけで、ブックレットも何も付いてなかったのに。何やってんだよアリスタ!
CD:Tony Orland & Dawn "A Christmas Reunion"
11月9日(水)
会社帰りに池袋H店に寄る。ジャズコーナーに「アトランティック・ジャズ1500」シリーズというのが並んでいた。今月と来月に20枚ずつ、計40枚を1500円(2枚組は2500円)で出すらしい。女性ヴォーカルが10枚含まれるらしく、例によってクリス・コナーとカーメン・マクレイばっかりなんだろうなと思ったら、実際そうだったのだけど(その2人で8タイトルを占める)、ベティ・ベネットの『ノーバディ・エルス・バット・ミー』が出ていた。
'55年の12月に出たアルバムで、この中に「ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス」が収録されている。90年代末に日本盤CDが出て初紹介されたのだが、当時はクリスマスソングが入っていることを知らず、気付いた頃には廃盤になっていた。この曲のアレンジは、当時のダンナだったアンドレ・プレヴィン。バックを務めるのは、バーニー・ケッセル、シェリー・マン、ショーティ・ロジャースなど、西海岸の凄腕の面々。これって本当にアトランティックなの?と思ってしまいそうなLA録音盤。ということで購入。
CD:ベティ・ベネット 『ノーバディ・エルス・バット・ミー』
※「ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス」収録
11月7日(月)
Dr.K ProjectのクリスマスCDが出てたのをすっかり忘れていたので、池袋H店に買いに行く。徳武(Dr.K)弘文氏を中心としたエレキ・インスト・バンドだが、徳武氏の場合、チェット・アトキンス風やレス・ポール風とかも達者にこなしてしまい、所謂「エレキ」っぽさから遠のいてしまうケースもままあるだけに、その意味で期待と不安が半々というところ。 全14曲中、ボーナストラックの2曲を抜かすと、曲目を見る限りでは半分ほどがオリジナル・ナンバーのよう。「Plink Plank Plunk」なんて曲が入っているが、これってリロイ・アンダーソンのだろうか。だとしたら、珍しい。
CD:Dr.K Project 『ウインター・プレイス』
11月4日(金)
先日海外オークションで落としたチップマンクスのシングルがようやく届いた。'60年に出た「赤鼻のトナカイ」。俗にいうアニマル・ジャケットの方。'61年に始まったアニメキャラのPS(カートゥーン・ジャケット:番号は同じ)で再発されたものは持っていたけど、この最初のPSがなかなか手に入らなかったのだ。チップマンクスのクリスマスシングルでは、これだけが抜けてたので嬉しい嬉しい。
もう1枚、ついでに落としたのが'57年に出たディズニーのネズミもののクリスマスシングル。PSはヨレ気味だが、盤の状態はなかなか。
シングル:
David Seville and The Chipmunks
"Rudolph The Red Nosed Reindeer/Spain"
Ludwig Mousensky
and The All Mouse Symphony Orchestra and Chorus
"Walt Disney presents A Christmas Concert"
11月2日(水)
帰宅するとレコードが届いていた。まずリトル・エヴァとビッグ・ディー・アーウィンのデュエットによるクリスマスシングルで、'63年のディメンション盤。これはプロモコピー。もう1枚はレグ・トレイシーがデトロイトのアンナ(Anna)・レーベルから、'60年に出したクリスマスシングル。アンナというのは、あのベリー・ゴーディー・Jrの姉、グウェン・ゴーディーとビリー・デイヴィスが作ったレーベルで、名前はやはりベリーの姉の1人であるアンナからとったもの。後にマーヴィン・ゲイと結婚するあのアンナ・ゴーディだ。
他にはPSのみが2つ。ジーン・オートリーの'55年のクリスマスシングルのPSと、ジョー・スタッフォードとゴードン・マクレーのキャピトル盤EPのPS。ジョー・スタッフォードはおそらくクリスマスアルバムが出た'64年か、その翌年頃のものだと思われるが、曲目がやたら並んでいる。多分、メドレーを2つ含んだ6曲入り。
シングル:
Big Dee Irwin & Little Eva
"The Christmas Song/I Wish You A Merry Christmas"
Wreg Tracey
"All I Want For Christmas (Is Your Love)/Take Me Back"
Gene Autry ※PSのみ
"Round, Round The Christmas Tree/Merry Christmas Waltz"
EP:Jo Stafford, Gordon MacRae "Songs Of Christmas" ※PSのみ
10月31日(月)
帰宅するとCDとレコードが届いていた。CDは今月半ばに出たブライアン・ウィルソンのクリスマス新譜。今年の春頃に伝えられていた12曲に加え、ボーナストラックとして、ブライアンの公式サイトで配信されていたクリスマス音源を3曲収録。デジパック表面がキラキラ輝いていてきれい。
レコードは海外オークションでのもので、まずジョニー・プレストンの'60年のクリスマスシングル。両面ともオリジナルのクリスマスソング。PS付きで入手。もう1枚はノーマン・ルボフ合唱団のEPで、多分音源自体はコロムビアでの録音だと思うのだが、フィリップスから出たヨーロッパ・プレス。ベルギーあたりの盤かも。年代はジャケ裏に載っている他のEPから考えると、50年代後半から60年代初めの線。
CD:Brian Wilson "What I Really Want For Christmas"
シングル:Johnny Preston
"(I Want A) Rock And Roll Guitar/New Baby For Christmas"
EP:The Norman Luboff Choir "Christmas Carols"
10月29日(土)
久々に新宿T店に寄る。何枚かクリスマスCDを見かけたが、すでに通販で注文したものもあったので、それはパス。アンディ・ウィリアムスの2in1シリーズで欲しかったやつを見つけたので、これを買うことにした。
'72年と'73年のアルバムが収録されているものだが、この'73年の『ソリテア』では、ニルソンのクリスマスソング、「リメンバー」がカヴァーされている。原題は「Remember (December)」で、ニルソンの日本盤シングルのタイトルは「リメンバー(想い出)」となっていた。歌詞には特にクリスマスに関連する言葉は出てこないものの、途中に鈴の音が聞こえてきて、それと分かるようになっている。アンディのカヴァーでは鈴の音は入っていないから、あまりクリスマスっぽい仕上がりではないけどね。
CD:Andy Williamas
"Solitaire/The First Time Ever (I Saw Your Face)"
※「Remember」収録
10月28日(金)
帰宅すると、知人よりクリスマスCDが2枚届いていた。何だか全員がスティーヴ・マーティンみたいなルックスのバンドと、もう1枚はいろんなバンドのコンピレーション。バロネッツって名前のバンド、海外にもいるのね。発音は「バロネ」に近いのかな。
CD:Les Classels "Blanc Sur Neige"
V.A. "Les groupes des annees 60 - Chantent Noel"
10月27日(木)
しかしまあ、今日は疲れた。ま、それはそれとして、買い物で出たついでに池袋H店に寄る。ジミー・スミスのクリスマスアルバムが入荷している頃だと思ったからだ。この『Christmas '64』は、そのタイトルの通り'64年に出たものだが、2年後の'66年に『Christmas Cookin'』とタイトルを改め、別ジャケットで再発されている。この'66年仕様では結構前にCD化されていたものの、この'64年のオリジナル仕様では今回が初のCD化。といってもボーナスとかは入ってないから、内容は全く同じだけど。US盤が入荷していると思ったらEU盤だった。
で、棚を見たらダイアナ・クラールのクリスマスアルバムがあった。US盤は11月1日発売だから、その頃に買おうと思ってたら、日本盤が先行発売だったのか。'98年にインパルスから3曲入りのクリスマスCDというかシングルを出してるが(日本では翌年に一般ののラヴソングを3つ加え、6曲入りのミニアルバムとして発売)、今回はクレイトン/ハミルトン・ジャズ・オーケストラという有名なビッグ・バンドをバックにしたフルアルバム。
帰宅するとレコードが1枚届いていた。海外オークションで落としたジョニ・ジェイムスのEPで、今まで見たことのなかった写真タイプのPS。クリスマスアルバムは'56年に出ていて、同じデザインのイラスト・タイプのEPは持っているのだが、これはそのアルバムの前年に出ていたもの。ジョニ・ジェイムスのクリスマスシングルは'53年と'55年に1枚ずつ出ているので、その2枚をまとめたEPということになる。PSに若干の底抜けとコーティングのよれがあるけど、盤はほぼミント。これは嬉しい。
CD:Jimmy Smith "Christmas '64"
ダイアナ・クラール 『クリスマス・ソングス』
EP:Joni James "Have Yourself a Merry Little Christmas"
10月24日(月)
会社帰りに池袋H店に寄る。25日にアメリカ盤が発売される、フェイス・エヴァンスのクリスマス新譜が入荷していた。2枚買うと値引きされるステッカーが貼られていたので、対象となるCDで何かないかと探す。オージェイズが昨年出したアルバムで、ボーナストラックにメル・トーメの「クリスマス・ソング」が入っているのがあったので、これを一緒に買うことにした。
CD:Faith Evans "A Faithful Christmas"
The O'Jays "Imagination"
※ボーナスに「The Christmas Song」収録
10月20日(木)
この前コピーコントロール仕様のEU盤しか見つからなかったので、通販で注文したジェーン・モンハイトのクリスマス新譜が届いた。何だよ、US盤は通常CDだというふれこみだったのに、コピーコントロールのマーク入ってんじゃねーか(怒)。でも、中開けると盤にもトレイにもコンパクトディスクのマーク入ってるしなあ。これって、あのコピー回数の制限とかがあって、iPod対抗みたいなファイルでしか保存できない、とかいうやつだっけ?あの方式ってCD-DAの規格内に入るのかね。
CD?:Jane Monheit "The Season"
10月19日(水)
帰宅すると、特大のクッション封筒でシングルが1枚届いていた。アメリカのコレクター氏より送られてきたもの。何もここまで段ボールの当て板を入れなくてもいいのにと思うくらい、何重にも梱包してあって、シングル1枚を取り出すのにひと苦労。中身はジーン・オートリーのクリスマスシングルで、比較的知名度の低い曲。子供向けのイエロー・レーベルのシリーズで'51年に出たもの。状態今ひとつだがPS付き。
シングル:
Gene Autry "Poppy The Puppy
/He'll Be Coming Down The Chimney
(Like He Always Did Before)"
10月18日(火)
アメリカで18日発売のクリスマス新譜が入荷してやしないかと、会社帰りに池袋H店に寄る。ジェーン・モンハイトのCDが入荷していたが、これがコピーコントロール仕様のEU盤。ティファナ・ブラスのリマスター盤は入荷してたけど、この一連のデジパックCDって、日本じゃ紙ジャケ仕様になったからなあ。これも紙ジャケになるのなら、日本盤にした方がいいのか迷うところ。ということで、ティファナ・ブラスはペンディング。
頭に来たのでジェーン・モンハイトのUS盤を探しに行く。T店、R店、ここはないだろうと思ったが一応U店、全滅である。また去年のダイアン・リーヴスみたいなことになるのかよ。もうこれは通販で注文してしまおう。くそー。
帰宅するとシングルが2枚届いていた。チャック・ベリーの「ラン・ルドルフ・ラン」、'58年のオリジナル・チェス盤。80年代くらいのリイシューしか見たことがなかったので、いまだにこの曲のシングルは買ってなかったのだが、ようやくオリジナル盤を入手。もう1枚は'60年のブレンダ・リー「ロッキン・アラウンド・ザ・クリスマス・ツリー」PS付き。PSの下側がかなりよれているものの、超安値だったので買い。盤はピンク・レーベルのプロモ。
シングル:
Chuck Berry "Run Rudolph Run/Merry Christmas Baby"
Brenda Lee "Rockin' Around The Christmas Tree/Papa Noel"
10月17日(月)
帰宅すると海外からシングルが届いていた。オークションで落としたものだが、まずキャプテン&テニールの'85年のクリスマスシングル。A面はトニ・テニールが書いたオリジナルで、B面はキャプテンことダリル・ドラゴンとバンドのインスト。スクイーズのクリスマスシングルは'79年のもので、もちろんディフォード&ティルブルックの作。この2枚はPS付き。
レッド・バードから出たポエッツというグループのクリスマスシングルは'65年のもので、リーバー&ストーラーのプロデュース。A面はチャールズ・ブラウンのあれではなく、ルディ・クラークという人が書いた別の曲。最後の1枚は'71年のもので、ユナイト・レーベルで作られたプライベート盤。8才、5才、3才の子供たちによる吹き込み。B面はブランク。
シングル:
Captain & Tennille "Tahoe Snow/Here Comes Santa Claus (inst.)"
※B面はCaptain & The Muskrats名義のインスト
Squeeze "Christmas Day/Going Crazy"
The Poets "Merry Christmas Baby/I'm Stuck On You"
The Next Generation "Rudolph/(blank)"※1サイドディスク
10月11日(火)
例によって海外オークションで落としたシングルが届いた。ジーン・オートリーの「サンタが町にやってくる」だが、これはコロムビアから'54年に、子供向けのイエロー・レーベルのシリーズから出たもの。PSのデザインはSPで使われていたものと同じで、この7インチのシリーズでは中央に丸く穴が開けられてレーベルが少しのぞいている。ただ、図柄のレイアウトが台無しになってしまうのが難点。
シングル:
Gene Autry "Santa Claus Is Comin' To Town
/Up On The Housetop (Ho! Ho! Ho!)
10月7日(金)
帰宅するとシングルが1枚郵便受けに。海外オークションで落としたもので、ジゼル・マッケンジーが'57年に出したクリスマスシングル。このノヴェルティっぽいA面は大好きな曲で、盤だけは持っていたけど、今回落としたのはずっと探していたPS付き。それも驚くほどの安値。PSの上部がちょいヨレ気味なのを除けば、かなりいい状態なので嬉しい。
シングル:
Gisele MacKenzie "Too Fat For The Chimney/Jingle Bells"
10月6日(木)
池袋U店に寄る。中古で何かないか探していると、棚の下の段ボール箱の中に、美空ひばりのCDを1枚見つけた。'95年に出たCD45枚組ボックス『珠玉集』の中の12枚目。この盤の最後に、'53年のシングル(SP)「ジングルベル」が収録されている。
没後少し経ってから出た『今日の我に明日は勝つ』という35枚組ボックスは、レンタル落ちでワゴンセールをやっていたものを(前半中心に)20枚近く入手したので、初期シングル音源の大半は持っているのだが、この「ジングルベル」はボックスから漏れていた。SP盤は持っているけど、78回転のプレイヤーがないので、ちゃんと聴いてなかったのだ。
まあ、漏れているシングル曲には、「びっこの七面鳥」なんてオリジナル・クリスマスソングもあるけど、あっちは以前LPに収録されたものを入手済みだったし。そういえば、数ヶ月前に出たひばりの洋楽カヴァー集、何で「上海」(ひばりのカヴァーでは個人的ベスト)や「アゲイン」が抜け落ちてるんだろうと思ったけど、タイトルをよく見たら「1955-1966」とあるからなのね(「上海」「アゲイン」とも'53年だ)。
しばらくアナログの中古はチェックしてなかったのだが、たまたまマクガイア・シスターズのEPが目についた。'56年か'57年の同名アルバムからのものだが、4曲入りEPの2枚組。内容は子供向けのホリデー・ソング集で、カレンダー・アルバムの要素も強い。この中に「カクタス・クリスマス・ツリー」が入っているので準収穫扱いに。ただ、このタイトルとジャケットのUK盤は、内容が別編集で、そちらは完全にクリスマスアルバムになっているという話を聞いたことがあるのだが、如何せん現物を見たことがないので、真偽のほどは分からない。
CD:『美空ひばり 珠玉集12』
※「ジングルベル」収録
EP:The McGuire Sisters "Children's Holiday"
※「The Cactus Christmas Tree」収録
10月5日(水)
帰宅するとクリスマスCDが2枚届いていた。先日本国で発売になったばかりのアニタ・ベイカーのブルーノート盤と、デヴィッド・ベノワがプロデュースした『チャーリー・ブラウン・クリスマス』の40周年記念盤。
CD:Anita Baker "Christmas Fantasy"
V.A. "40 Years : A Charlie Brown Christmas"
10月3日(月)
本国では明日発売予定になっているクリスマス新譜で何枚か欲しいのがあって、大手の輸入盤店ならもしやと池袋T店を覗いてみると、やはり入荷していた。といっても、お目当てであったのはアーロン・ネヴィルだけ。アニタ・ベイカーのブルーノート盤も入荷してたけど、昨年のダイアン・リーヴスがコピーコントロール仕様のEU盤と日本盤しか出回ってなかったので、こっちは通販で注文してしまったのだ。なのでアーロンのみ購入。
CD:Aaron Neville "Christmas Prayer"
9月29日(木)
そろそろ今年のクリスマス新譜が出てきているはずだが、どうも今ひとつモチベーションが上がらない。とはいえ、あまりのんびりしてると後で苦労するので、ネットでどんなCDが出ているかチェックする。ブライアン・セッツァー・オーケストラの新しいCDが昨日発売になっている。2002年の『ブギ・ウギ・クリスマス』に続くクリスマスアルバム。よし、これを買って帰ろうと、池袋H店に寄る。
店内でざっと試聴したところ、全14曲(ボーナストラック1曲含む)のほとんどは有名曲のカヴァーで、「イン・ザ・ムード」をクリスマス用の歌詞付きでカヴァーしたものなんてのも入っている。オリジナルは2曲。まあ、アルバムとしては微妙な仕上がりか。本人が好きで演ってるのが伝わってくるだけに、あまり貶せないけど。
CD:ブライアン・セッツァー・オーケストラ
『ディグ・ザット・クレイジー・クリスマス』
Billy Idol "Devil's Playground"
※「Yellin' At The Xmas Tree」収録
9月28日(水)
今日届いたのは、アーティスト名がよく分からないシングル。レーベル面には「Sing Along With Santa's Pixie Helpers」とあるので、一応これをアーティスト名としておく。ゴールドマインのリストにもこれで載っていたし。
この「P.R.I.」というレーベルは初めて見たが、あのデイヴ・ペルが持っていた(管理していた?)レーベルなんだそうで、「ペル・何とか…」の略なのかなと思ったら、「Precision Radiation Instruments」という機器会社に関係していたので、それを略したものらしい。この'60年のシングルも、両面ともデイヴ・ペルのプロデュース。
シングル:Santa's Pixie Helpers
"The Animal's Christmas Song/The Christmas Song"
9月24日(土)
帰宅するとシングルが1枚届いていた。先日海外オークションで落とした、「カバ」で有名なゲイラ・ピーヴィーの'53年のクリスマスシングル。コロムビアの子供向けのシリーズで出たPS付き。
シングル:Gayla Peevey "I Want A Hippoppotamus For Christmas
/Are My Ears On Straight?"
9月2日(金)
オーストラリアからビング・クロスビーのレコードが1枚届いた。もう1ヶ月近く前にオークションで落札したものだが、出品者がペイパルの取り扱いが出来なかったため、IMOで処理してたのだ。オーストラリアへのIMOって、イギリスを経由するので、個人宛てだと3週間近くかかるんだもんなあ。
その間にこの出品者の女性と、あーでもないこーでもないとメールのやり取りをしてました。女性といっても結構な年配だと思うけど。先週着いたよってメールが入ったから、そろそろかなーと思っていた頃。
このEPはオーストラリア・プレスのフェスティバル盤で、音源はデッカ。多分50年代後半位のもの。イギリスだとブランズウィック盤になるけど、それとも違うデザインのPS。裏には少なくともクリスマス関連だけで、あと2種類のEPが紹介されていたから、そっちも知らないPSなのかも。
EP:Bing Crosby "Silent Night"
「Silent Night, Holy Night」「Adeste Fideles」
「Away In A Manger」「Faith Of Our Fathers」収録
8月31日(水)
家に着くとレコードが届いていた。今月はちょっと買いすぎでヤバいのだが、例によって海外オークションでのもの。まず、ブレンダ・リーがまだリトル・ブレンダ・リー名義で歌っていた、9才のときのクリスマスシングル。これは'56年に出た彼女のセカンドシングルになる。今回はまさかのPS付きで落札。嬉しい嬉しい。
もう1枚は'68年に出たキャシー・ガーヴァー(アメリカのTVドラマで活躍した女優さん)のクリスマスシングル。ちょうど"Family Affair"という人気ドラマ(日本でも『ニューヨーク・パパ』の邦題で放映されたらしいが未見)に出ていた頃で、このときは20才そこそこ。このシングルは、あのボイス&ハートが書いた曲で、AQUARIANというレーベルも彼らが作ったもの(ロゴには上に小さく「B&H」と入る)。プロモ盤なので、両面とも同じ曲。
シングル:
Little Brenda Lee
"I'm Gonna Lasso Santa Claus/Christy Christmas"
Kathy Garver "Lem, The Orphan Reindeer/(same)"
8月30日(火)
帰宅すると海外オークションで落としたレコードが届いていた。今回はビング・クロスビーばかり3点で、まず'49年の10インチLP『Merry Christmas』(もともとは'45年に出たSPアルバムが母体)を、4曲入りEP2枚組にしたもの。'50年にはシングル4枚をボックスに入れたスタイルで出ており、このEPの方が後発だと思われる。10インチLPの方は、'51年にジャケットデザインを変えて再発(番号は同じ)されており、このEPと同じデザインが使われているので、多分'51年か'52年のものではないか。
次もEP2枚組で、やはり'49年に出た10インチLP『Christmas Greetings』からのもの。これも'50年にシングル4枚組ボックスが出ていたという経緯があり、上のEPとは十数番程度の番号違いなので、同じように'51年か'52年という線だと思われる。
最後は珍品で、『Merry Christmas』が'55年に12インチLP化されたときのジャケットの、有名なサンタ帽の写真を使った、レコード付きポストカード。ガス会社の販促用に作られたようだが、78回転プレーヤーでと書いてあるので、50年代半ばから後半のものだと思われる。収録されているのは「ホワイト・クリスマス」かと思ったら、ジミー・ヴァン・ヒューゼンやジョニー・バーク、サミー・カーンといったクレジットがあるので、違う曲のよう。でも今ターンテーブルしまっちゃってるから聴けないのよね。
EP:Bing Crosby "Merry Christmas"※2枚組
Bing Crosby "Christmas Greetings"※2枚組
8月25日(木)
帰宅すると、郵便受けにレコードが。海外オークションで落としたシングルで、スパイク・ジョーンズのカナダ盤(ただし、PSはアメリカ製)。子供向けとして出ていた、リトル・ニッパー・ジュニア・レコーズというシリーズ。「ニッパー」は、犬のマーク「ビクター」の、あのニッパー。盤はイエロー・ビニル。多分'51年のものだと思われるが、PSの状態はかなり良し。嬉しいので、ついでにPSの裏面の画像も載せときました。
シングル:Spike Jones and his City Slickers
"Christmas Fun with Spike Jones"
「Rudolph The Red-Nosed Reindeer」
「All I Want For Christmas Is Two Front Teeth」収録
8月20日(土)
帰宅するとレコードが届いていた。海外オークションで落札したクリスマス関連の7インチだが、今回のは業者が出品していたもの。まず、ジミー・ボイドの'53年のPS付きシングル。コロムビアから子供向けで出たシリーズで、PSの中央に穴があいているタイプ。状態よし。
次はジーン・オートリーの'51年のシングルのPS(盤はなし)。これもコロムビアの子供向けシリーズで出たものなので、同じように中央に穴があいている。もう1枚ジーン・オートリーのPS付きシングルで、'59年のリパブリック盤。こちらは盤あり。これも状態よし。
PSのみがあと2枚で、どちらもペリー・コモ。これはRCAビクターが出した、子供向けの「青い鳥」シリーズというのがあって、その中で出たもの。'53年の録音だが、このPSで出たものは50年代半ばか(※)。
※いろいろ調べたところ、'56年か'57年あたりという線が。
シングル:
Jimmy Boyd "Santa Got Stuck In The Chimney
/I Said A Prayer For Santa Claus"
Gene Autry "Santa's Comin' In A Whirlybird/Jingle bells"
シングル(PSのみ):
Gene Autry "Rudolph, The Red-Nosed Reindeer
/If It Doesn't Snow On Christmas"
Perry Como "Perry Como Sings Christmas Music for Kiddies"
※「I Saw Mommy Kissing Santa Claus」「Rudolph The Red-Nosed Reindeer」収録
Perry Como "The Night Before Christmas"
※「'Twas the Night Before Christmas」「The Twelve Days of Christmas」収録
8月19日(金)
帰宅すると7インチが1枚届いていた。例によって海外オークションで落としたものだが、今回はビング・クロスビーのデッカ盤EP。オーナメントとサンタの顔人形だけの、あまり見かけないジャケットで、50年代半ば〜後半のものか(※)。ジャケ割れがあるので安値だったのだが、送料もかなり安かったので心配していたところ、補強なしのクッション封筒だったので、ジャケが少し曲がっていた。うーん、やっぱりアメリカの個人出品者は怖いなあ。
※その後の調べで、多分'57年だろうという線が出た。
EP:Bing Crosby "Christmas Time"
※「Silent Night, Holy Night/Adeste Fideles/White Christmas/Jingle Bells」収録
8月16日(火)
帰宅すると、シングルが2枚届いてた。例によって、今月頭に続けて海外オークションで落としたうちの1つ。まず、'53年の「アイ・ウォント・ア・ヒポポタマス・フォー・クリスマス」が有名なゲイラ・ピーヴィーが、翌'54年に出したクリスマスシングル。もう1枚は、アーサ・キットが「サンタ・ベイビー」の翌年に出した、セルフ二番煎じナンバーとでもいったクリスマスシングル。これも'54年。
シングル:
Gayla Peevey "Got A Cold In The Node For Christmas
/The Angel In The Christmas Play"
Eartha Kitt "This Year's Santa Baby/Hey Jacque"
8月15日(月)
海外オークションで落としたレコードが届いた。まずジョニー・キャッシュの'59年のシングル「リトル・ドラマー・ボーイ」。PSの左上が破れているのが残念だが、何せこのシングルのPSは今回初めて見たのだ。
もう1枚は、ピクシーズ・スリーの'64年のシングル「コールド・コールド・ウィンター」。クリスマスソングではないが、ウィンター繋がりの準収穫ということで。ハイスクールの仲良し3人娘で結成されたピクシーズ・スリーは、現在も営業活動を続けており、メンバーは結成当初のミッジ、ケイと、2枚目のシングルを出した後にミッジと入れ替わりで参加したボニー、この3人。
シングル:
Johnny Cash "Little Drummer Boy/I'll Remember You"
The Pixies Three "Cold Cold Winter/442 Glenwood Avenue"
8月12日(金)
通販のV店のオークションで落としたレコードが届いた。「エレキ・ギター・クリスマス」というタイトルのソノシートで、演奏は津々美洋とオール・スターズ・ワゴン。日本コロムビアが協賛とジャケットにあるので、多分音源としては'68年にコロムビアから出たクリスマスアルバムと同一だと思うが、だとすると'68年か'69年あたりのものか。
しかしこのソノシート、「12月新譜ご紹介」とあるし、資料提供で本田技研工業の名がある(ジャケ裏にはホンダのロゴが入ってる)。ホンダの販促グッズにしては変だし、裏に見本盤と書いてあるのも不自然。どうにも素性がわからない。収録は「赤鼻のトナカイ」「ホワイトクリスマス」の2曲。
ソノシート:
津々美洋とオール・スターズ・ワゴン 「エレキ・ギター・クリスマス」
8月6日(土)
帰宅するとLPが1枚届いていた。下北沢B店で注文したジョニ・ジェイムスのクリスマスアルバム。この暑い中、受け取りに行くのが面倒になり、送ってもらうことにしたもの。このアルバムは'56年に出たのがオリジナルだが、今回買ったのは'60年に出たセカンドプレス(ラベルが黄色ではなくて黒)。状態の良いオリジナル初盤はなかなか見つからないのよね。
LP:Joni James "Merry Christmas from Joni"
8月1日(月)
ずっと探していたローズマリー・クルーニーのEPが届いた。海外オークションで入手したもので、かれこれ19年近く探していたPS付きの1枚。'86年のレココレ12月号(クリスマスアルバム特集)で、カラーページに紹介されていたのがこのEP。'54年に出た同名10インチアルバムからのものだが、PSのデザインは全く違う。このPSが気に入って、以来ずっと探し回っていたものの、リストに載っているのすら殆ど見かけなくて、昨年夏に海外のショップのリストにあったのを購入したら盤だけだったり。このときの盤は「Vol.2」だったけど、今回入手したのは「Vol.1」の方。
ただし、当然番号は「Vol.1」の方が若い(B-1900)のだが、収録されてるのは、何故かアルバムB面に入っていた4曲になる。「Vol.2」(B-1901)は、アルバムA面の「White Christmas/Mandy/Snow/Gee, I Wish I Was Back In The Army」の4曲になっていて、レココレで見たのはPSは同じだけどこっちの方。
EP:Rosemary Clooney "White Christmas (Vol.1)"
7月30日(土)
渋谷H店へ行く。先週来たときに、ドロシー・コリンズがコーラルから出したクリスマス・シングルを1枚見せてもらったのだが、持っていたかどうかが思い出せなかったので、確認するまで置いといてもらったのである。結局持っていたのは同じコーラル盤でも、'55年の「ミスター・サンタ」(「ミスター・サンドマン」の替え歌)。それも去年の11月にこの店で買ったのだった。今回のは、その翌年に出した「ベイビーズ・ファースト・クリスマス」。コニー・フランシスのとは同名異曲。
帰宅するとCDが2枚届いていた。USア○ゾンに頼んだもので、まずアニー・ハズラムが2000年に出したクリスマスアルバムのリマスター再発。今月半ばに出たUS盤。殆どはクリスマス・スタンダードだが、タイトル曲のみプロデューサーでもあるレイヴ・テサーが書いたオリジナル。
もう1枚はエヴァリー・ブラザース。今年に入ってライノがコレクターズ・チョイス・ミュージックに、エヴァリー・ブラザースがワーナーで出したオリジナルアルバム復刻のライセンスを与えたという話を聞いたけど、その中で1枚だけ除外されていたのがこの'62年のクリスマスアルバム。ライノといっても、ライノ・フラッシュバックという、廉価盤シリーズでのリリースで、ライノのサイトを見ても出てこない。
これは5月下旬に出たUS盤だが、当初日本のア○ゾンにも載っていたので注文したところ、注文したのが発売直前だったためか、直後に納期が「3〜5週間」に変ってしまい、以来ずっと待っていたのに、2ヶ月近く経っても何の音沙汰もない。さすがに先方に連絡すると、「入荷見込が立っていない商品」だったというお詫びメールが。即座にキャンセルして、新たにアメリカに注文したら、1週間で着いたじゃねーかよ(怒)。
アルバム自体は少年合唱団と一緒に歌ったもので、彼らのヒット曲風にアレンジするといったようなアプローチをしているわけではなく、ごくごく普通のアルバム。これまでブートまがいのヨーロッパ盤しか出ていなかったと思うので、数ドルの廉価盤とはいえ、正規CD化されたのは誠に喜ばしい。
シングル:
Dorothy Collins
"Baby's First Christmas/Christmas Comes But Once A Year"
CD:Annie Haslam "It Snow In Heaven Too"
"Christmas with The Everly Brothers and The Boys Town Choir
7月23日(土)
久しぶりに渋谷H店を覗く。プレスミスで4トラックほど傷が入ってるんですが、と見せてくれたのが、「ブルー・クリスマス」ばかりを集めたLP。'84年に出た放送局用の非売品とあるが、エルヴィス、リヴィング・ヴォイセズ、チェット・アトキンス、ウィリー・ネルソン、ミッキー・ギリー、ローレンス・ウェルク、ジム・リーヴス、アーネスト・タブ、タミー・ワイネット、ジャッキー・グリースン、グレン・キャンベル、ビーチ・ボーイズ、ダニー・デイヴィス、ジョニー・マティス、マール・ハガードの計15トラック収録。
A面10曲にB面5曲という振り分けで、B面にはこの後にボーナスとして、「ブルー・クリスマス」以外のナンバーが5曲入っている。ジャケットの下方には"HARD-TO-FIND"な音源と書いてあるが、パーシー・フェイス、ビング・クロスビー、リン・アンダーソンなど、さして珍しいものではない。とはいえ、初めて見たLPだし、盤質のこともあって安値だったので購入することに。
もう1枚見せてくれたのが、ボブ・クリュー・ジェネレーションのシングル。「Winter Warm」というタイトルで、これは'67年に出た、例の「恋はリズムにのせて」が入ってるアルバムに収録されている曲。番号からするとB面と思われる「ムーラン・ルージュ」も同アルバム収録曲。試聴させてもらったが、これは即買い。クリスマスソングではないので準収穫扱い。
シングル:
The Bob Crewe Generation
"Winter Warm/The Song From Moulin Rouge"
LP:V.A. "Blue Christmas"
7月19日(火)
マリーザ・モンチが2000年に出したソロアルバムは、ブラジル盤が入ってきた頃にすぐ買ったのだが、あの夏毎日のように聴いていた。その後、ソロアルバムはご無沙汰で、2002年にカルリーニョス・ブラウンとアルナンド・アントゥネスとのユニット、トリバリスタスのアルバムが出たのは知っていたものの、ジャケがどうも気に入らなかったのと、国内盤がコピーコントロール仕様になったこともあって、買わず終いだった。 しかし、たまたま最近この盤のレビューを読んだら、クリスマス・ソングが1つ入ってるのね。タイトルは「Mary Cristo」(国内盤では「メアリー・クリスト」の表記)。会社帰りに池袋H店で購入したので、一応収穫扱いに。
しかしこのブラジル盤、プレスが悪すぎる(泣)。チャプターが全然反映されないでやんの。停止時には全13トラック41分と表示されるのに、再生すると曲が変ってもトラックナンバーは同じまま。スキップするとトラックナンバーは次になるけど、また1曲目から再生。8曲目のクリスマス・ソングを聴くのにえらい苦労したぞ。…あー、聴き覚えあると思ったら、これ去年小野リサが出したクリスマスアルバム(『ボアス・フェスタス2』)の中に入ってた曲かあ。そういえば、あのアルバムも結局まだ買ってないんだよな。
CD:Tribalistas "Tribalistas"
※「Mary Cristo」収録
7月6日(水)
アメリカから通販で買ったCDとDVDが届いた。CDは5月に出たカメオ/パークウェイ音源の4CDボックス。あのABKCOからのリリース。しかし、装丁があまりにチープ。出来の悪い紙スリーブに入ったCD4枚と、40数ページのCDジャケ大ブックレット、これが小型のボックスに入っているだけ。別にLPサイズのボックスにしろとは言わんが、もう少し手をかけたものに出来なかったのか。ブックレットも内容はともかく、写真が異常に少ないのが難。音質がいいだけに勿体無い。
Cotton、Heritage、Vando、Favor、Fairmount、Pageant、Windy C等の傘下・傍系レーベル音源も収録されており、チャビー・チェッカーとボビー・ライデルはトップ40ヒットがそれぞれ20曲位あるので、さすがにそれらを全曲とはいかなかったが(この2人のデュエットもあるし)、その他のヒット曲はほぼ網羅されてるのでは。各CDのラストに1曲ずつ、以下のようなクリスマス音源が収録されているので、一応収穫扱いに。
Disc1 Merry Christmas/The Cameos (1957)
Disc2 Jingle Bell Rock/Chubby Checker & Bobby Rydell (1961)
Disc3 White Christmas (3 O'Clock Weather Report)
/Bobby The Poet (1967)
Disc4 Sock It To Me Santa/Bob Seger and The Last Heard (1966)
DVDは'51年の『The Lemon Drop Kid』という、ボブ・ホープ主演のコメディで、これは日本未公開。「シルヴァー・ベルズ」という有名なクリスマスソングは、この映画の中でボブ・ホープとマリリン・マックスウェルによって歌われたもの。さっきDVDを早送りしつつ見たけど、ちゃんとクリスマスムービーになってるのね。
CD:V.A. "Cameo Parkway 1957-1967"(4CD BOX)
DVD:"The Lemon Drop Kid"
6月18日(土)
何か中古CDでも買おうと池袋U店に寄る。クリス・ステイミーのクリスマスCDが安かったので買い。もともとは'85年にアナログ盤で出たアルバムだが、'93年に新しいトラックを幾つか追加してCD化されたもの。アレックス・チルトンとかdB'sらが参加。
本日の収穫
CD:Chris Stamey and Friends "Christmas Time"
6月11日(土)
会社帰りに池袋C店をチェック。新着洋楽中古CD棚の端に怪しげなコンピレーションがあった。'96年に出た、おそらく盤起こしで収録したと思われる、ビッグ・アーティストのデビュー期音源集。オビには「すべて初CD化の作品ばかり!」とあって、ゴリウォッグス(後のCCR)など、その後正規CD化されたものも含まれているが、フォー・シーズンズの'62年のGONE盤シングルとか、キンクスがバッキングしているシェル・ネイラーのシングルとか(1曲はデイヴ・デイヴィスが書いた曲)、ハートブレイカーズ(後のロネッツ)のATCO時代のシングルなど、珍しいものが多い。しかし、個人的な目玉はやはりこの曲、ヴァン・ダイク・パークスの「Number Nine」。'66年にMGMから出たデビューシングル、ダイクの「第九」である(オリジナル盤、どこかに安く落ちてないかしら)。ということで、一応収穫扱いに。
CD:V.A. 『イン・ザ・ビギニング』
※Van Dyke Parks 「Number Nine」収録
6月8日(水)
アメリカのC店から7インチが3枚届く。まず、デヴィッド・フロストが、彼のTVホスト・ショーの音楽監督をやっていた、ジャズ・ピアニストのビリー・テイラーと共同名義で出した'70年のクリスマスシングル。そして、ローチェス三姉妹が歌う、ヘンデルの「ハレルヤ・コーラス」。これはロバート・フリップのプロデュースで出した'82年のシングル。片面がモノ、もう片面がステレオというプロモ盤。
カセネッツ・カッツ・シンギング・オーケストラル・サーカスのEPは、'69年にブッダから出たもので、PSやタイトルがクリスマス仕立てになっているものの、収録曲は1910フルーツガム・カンパニーやオハイオ・エクスプレスのカヴァー。PSが気に入ったので購入したが、これは準収穫といったところ。
シングル:
David Frost & Billy Taylor
"Away In A Manger/The House Of Christmas"
The Roches "The Hallelujah Chorus/same"
EP:The Kasenetz-Katz Singing Orchestral Chorus
"Holiday Spectacular"
6月6日(月)
新宿で用があったついでにU店をチェック。ブラックもののフロアに、昨年出たロン・タイソンのクリスマスCDがあったので買う。インディー・レーベルから出たものなので、入手しそびれていた1枚。'83年からテンプテーションズのファルセット・リードとして加入した人だが、別に脱退したわけではなく、あくまでもソロ・プロジェクトのよう。ビーチ・ボーイズの60〜70年代のTV・映画出演シーンを集めたDVDがあったので購入。知らないレーベルだけど、ブートなのかしら。うーん、わからない(と書いておく)。『Shindig!』で歌った「リトル・セイント・ニック」(ヴォーカルは生)が収録されているので、一応収穫扱いに。
CD:Ron Tyson "Christmas...My Favorite Holiday"
DVD:The Beach Boys "Beach Boys Video Party"
※「Little St. Nick」(〜"Shindig!")収録
6月4日(土)
今月からオープンしたという、高円寺にあるM店の渋谷新店舗Sに行く。まだ品物は少ないけど、面白そうな盤がいろいろ。ムシ声コーナーに、メキシコのチカーノ・ミュージックの父と称せられる、ラロ・ゲレロ(ゲレーロ?)のクリスマスものがあった。「Las Ardillitas(=The Squirrels)」は、歌う三匹のリスということのよう。'62年頃からこのリスたちのシリーズは作り続けられたらしく、このコロニアル盤は60年代半ば〜後半位のものか。
もう1枚、棚にあった変テコなチップマンクス名義のクリスマスものを手に取る。'82年に出たもののようだが、ジャケにはハッピー・チップマンクスとあるのに、盤にはただのチップマンクスと書かれている。音はディスコ風があったり、いかにも80年代のダメ盤になっているが、とにかくこの怪しいイラストにやられた。可愛くねえー(笑)。 ということで、この2枚を購入。
LP:Lalo Guerrero "Las Ardillitas en Navidad"
Chipmunks "More Christmas Fun with The Happy Chipmunks"
6月1日(水)
初めて注文したオレゴン州のレコ屋から、7インチが3枚届いた。まず、若き日のジョニー・ウィンターがエドガー達とテキサスでバンド活動していた頃、インサイトという名義で録音した、'64年のクリスマスシングル。'92年のジョニーのアルバム『Hey, Where's Your Brother?』でも、このチャールズ・ブラウンの曲を再録しているが(エドガーも参加)、これがこの'64年の録音と殆ど同じ。聴いていて、その変わらなさ加減に嬉しくなったのを思い出す。探していたシングルなので非常に嬉しい。
ブルース・スプリングスティーンのクリスマスシングルは、'81年にプロモオンリーとして出たもの。'75年12月のライヴ音源だが、'81年に出た「セサミ・ストリート」のクリスマス用チャリティ・レコード『IN HARMONY 2』に初収録された。'85年のシングル「マイ・ホームタウン」のB面に収録されたヴァージョンと同一。
最後はエピックから出たプロモEPで、33回転で各面8曲ずつという、かなり無理矢理な1枚。クリスマスと名がついていても、中身は一般曲ばかり。収録曲からして多分'66年のものと思われるが、ヤードバーズとDC5が入っているので、つい買ってしまった。他にはナンシー・エイムズ、ジェーン・モーガン、ボビー・ヴィントン、バディ・グレコ、グレン・ミラー・オーケストラ等。クリスマスの収穫とは言い難いが、ジャケットだけの準収穫ということで。
シングル:
The Insight "Please Come Home For Christmas/Out Of Sight"
Bruce Springsteen "Santa Claus Is Comin' To Town/(same)"
EP:V.A. "Play Musical Christmas Gift"
5月28日(土)
帰宅すると荷物が2つ届いていた。1つは先日通販で注文したCDで、2枚頼んだのに、1枚が在庫切れになってしまったらしく、もう1枚の方だけ先に送ってきたもの。秋吉敏子が'90年にクラウンから出したアルバムだが、これは'99年の再発盤。'96年にオーケストラ名義でも同名のアルバムが出ているけど、こちらはピアノトリオでの演奏。「ウィンター・ワンダーランド」「サンタが街にやってくる」の2曲が収録されている。
もう1つの荷物は、巷で話題になっている例のフィル・スペクターのセッション集というかアウトテイク集。DVD2枚に約6時間収録されたもの。よく分からないけどブートなのかしらね(一応、こう言っとこう)。「赤鼻のトナカイ」のテイク1〜17、「サンタが街にやってくる」のテイク1〜6、「フロスティ・ザ・スノウマン」の不明テイク、「そり滑り」のテイク2、といったクリスマスアルバム音源が入っているので、収穫扱い。
CD:秋吉敏子 『四季(フォー・シーズンズ)』
DVD-R:"Phil Spector Session Works"(2DVD-R)
5月17日(火)
渋谷H店に注文していた、メエ・ウェストのクリスマスアルバムを取りに行く。'66年の発売だから、何と73歳のときのアルバム。この人には71歳のときに出した、「ツイスト&シャウト」「デイ・トリッパー」等をカヴァーしたTower盤『Way Out West』、79歳のときの「火の玉ロック」等をカヴァーしたVerve盤『Great Balls Of Fire』、といったカルトアルバムがあるが、これもその範疇の中に入れてよい1枚。2曲だけオリジナルで、あとはエルヴィスのクリスマスソングのカヴァーに、「フロム・ミー・トゥ・ユー」の頭にクリスマスメッセージを入れただけのものとか、「サンタ・ベイビー」「メリー・クリスマス・ベイビー」等で全8曲。80年に出た『Mae In December』という再発盤しか持っていなかったので嬉しい。
ジョセフィン・プレマイス(でいいのか?)のクリスマスシングルを見せてもらう。40〜50年代に活躍したハイチ出身のカリプソ・シンガーで、その後はブロードウェイ・ミュージカルの仕事が多い人。'56年に出たもので、クリスマス関連の音源はこれ位しかゴールドマインのリストに載ってない。盤質が悪く安値だったので、一緒に買うことに。
シングル:Josephine Premice
"Mommy, Give Me What You Give To Santa
/The Little Christmas Tree"
5月15日(日)
通販のV店のオークションで落ちたレコードが届いた。今回は2枚しか落とせなかったが、その1枚が'68年に朝日ソノラマから出たソノシート『怪物くんクリスマス』。同年に東芝からは『怪物くんのクリスマス』としてEPが出ているものの、こちらに収録された「赤鼻のトナカイ」はソノシートには入っておらず、ドラマの内容も違う。オリジナルソング「怪物くんのクリスマス」は筒美京平作編曲で、「ジングル・ベル」の編曲もそう。
ソノシート:『怪物くんクリスマス』
※「ジングル・ベル」「怪物くんのクリスマス」収録
4月24日(日)
通販のS店から買ったレコードが届いた。今回買ったのは3点ともクリスマスもので、店によっては結構なお値段が付くのだが、シーズンオフの有難さか、みな安く買えたのでラッキー。
まず'67年に出たヴァン・ドッグスのEP。収録された4曲はみなインスト。クール・キャッツのシングルは'64年のもので、ジャケットのテープ・リペアの跡がちょっと目立つが、今回の値段なら文句は言えないところ。グレッグ・レイクの'75年のシングルは、UKオリジナル盤やベスト盤発売時の再発盤などは持っているのに、日本盤が未入手のままだった。
EP:ザ・ヴァン・ドッグス 『クリスマス・ア・ゴー・ゴー』
シングル:クール・キャッツ 「ジングル・ベル/ママがサンタにキスした」
グレッグ・レイク 「夢みるクリスマス/ハムバッグ」
4月8日(金)
会社帰りに池袋U店をチェック。新着中古CDコーナーには特に惹かれるものがなく、ふらふらしてるとチーフタンズの『ベルズ・オブ・ダブリン』が安かったので、これを買うことに。'91年に出たクリスマスアルバムだが、これは翌年になってから出た日本盤。エルヴィス・コステロ、ジャクソン・ブラウン、マリアンヌ・フェイスフル、リッキー・リー・ジョーンズら、豪華ゲストを交えて録音されたもので、いつでも入手できると思いながら、まだ買っていなかった1枚。とりあえず今日の収穫扱い。
CD:ザ・チーフタンズ 『ベルズ・オブ・ダブリン』
3月26日(土)
元渋谷A店のK店長からCDが届いた。デヴィッド・エセックスの2CDベスト盤。ベストといっても'79年のマーキュリーへの移籍以降のもの。'82年のクリスマスシングル「A Winter's Tale」が入っているので、一応収穫扱い。
最初にこの人の名前を知ったのは、映画『マイウェイ・マイラヴ』のサントラLPが日本公開('76年)の前に出たときで、そのサントラを買おうか買うまいかずいぶん迷ったからだ。結局買わなかったけど。その少し後で出た「シティ・ライツ」という、45回転12インチシングルを買った。ジャケットか帯か忘れたけど「○○○シングル」(失念)という名称が書いてあって、まだその頃は12インチシングルという呼び名はなかったと思うが、多分日本で出たごく初期の12インチシングルだったはず。
CD:David Essex "The Complete Collection"(2CD)
3月17日(木)
NYのA店からレコードが届いた。今回はLPが1枚とシングル2枚。LPは'59年に出た、ワーナー・ブラザースのスターたちによるクリスマスアルバム。といっても映画ではなく、TVシリーズのスターたちで、『サンセット77』のエフレム・ジンバリスト・ジュニアやエド・バーンズ、『ハワイアン・アイ』のコニー・スティーヴンスやポンシー・ポンス、他にもロジャー・ムーアとかドロシー・プロヴァインなどの名があるけど、ドラマのタイトルは知らないというか、日本で放送されていたのか分らない。
当時ワーナーの権利をもっていたニッチク(日蓄工業)から、'60年に日本盤が出ているが、この年に『サンセット77』が日本でも始まっている。このペラジャケの日本盤は、かなり昔に入手していたものの、盤質が悪くてノイズだらけだったので、オリジナル盤をずっと探していたのだ。
シングルは、まずウィ・ファイヴとバハ・マリンバ・バンドのカップリング。'68年のプロモシングルで、番号も「XMAS-1」。両面とも'68年にA&Mから出たクリスマス・コンピレーション『Something Festive!』に収録されているから、そこからのカットの意味合いが強いが、もともとウィ・ファイヴの曲は'65年の『You Were On My Mind』収録曲だったし、バハ・マリンバ・バンドの曲もやはり'65年の『For Animals Only』収録曲。実は他の店でPS付きを見つけたものの、結構なお値段だったので、この店にあったPSなしを買うことにしたのだが、送られてきた盤と一緒に、「これはオマケだ」とPSが入っていた。少しシワがあったけど嬉しい嬉しい。
もう1枚のシングルは、シナトラの'75年のPS付きリプリーズ盤。ジョン・デンバーが書いた曲で、シナトラのクリスマスシングルとしては、これが1番最後にあたる。
LP:Warner Bros. Stars "We Wish You A Merry Christmas"
シングル:
We Five/Baja Marimba Band
"My Favorite Things
/Partridge In A Pear Tree (The 12 days Of Christmas)"
Frank Sinatra "A Baby Just Like You/Christmas Mem'ries"
3月13日(日)
通販で買ったSPと7インチが届いた。どちらもクリスマスもの。SPは'55年に出た雪村いづみの「ジングル・ベル・マンボ」。B面はフランク永井の「グッド・ナイト・スィート・ハート」で、こちらはクリスマスものではない。ジャケット(歌詞カード)はなかったけど、その分安かったのでよし。
もう1枚は江利チエミの「ジングル・ベル」の'58年のシングル。ただしこのEA-61という番号のシングルはジャケットが数種類あって、自分の知っているだけでも他に3タイプある。今回のは割と見ないタイプの写真ジャケ。同年に出た平尾昌章の「ジングル・ベル」は、文字だけの写真なしジャケだったけど、似たジャケのEA-61があるので、それが初回ということなのか。
同音源の再発で、EB-7131という番号のシングルが'62年に出ているが、EA番号は'61年位まで使われているようだから、再プレスの度にジャケ変更があったのか。どうもこの辺が謎。とにかく、一挙に4種のジャケが出たとは考えにくい。
SP:雪村いづみ 「ジングル・ベル・マンボ/グッド・ナイト・スィート・ハート」
※B面はフランク永井
シングル:江利チエミ 「ジングル・ベル/サイレント・ナイト」
3月10日(木)
アメリカはNYのD店から7インチが届いた。今回の9枚は何れもPS付き。サント&ジョニーのインスト版「ジングル・ベル」は'60年のカナディアン・アメリカン盤。チャド・ミッチェル・トリオは'63年、ブルック・ベントンは'60年で、ともにマーキュリー盤。リン・アンダーソンは'72年、ジョニー・マティスは'69年、トニー・ベネットは'70年で、この3枚はコロムビア盤。
チップマンクスの2匹目のドジョウを狙って'59年に出た、歌うトナカイ達、ダンサー・プランサー&ナーヴァスのキャピトル盤は、全米34位まで上がったもの。イントロはもろ「チップマンク・ソング」。盤質・PSの状態ともに悪かったが、このPSはなかなか出ない。ずっと探していたので嬉しい。『スター・ウォーズ』絡みで出たシングルは'80年のRSO盤で、ミーコがプロデュースしたもの。ミッチ・ミラーのコロムビア盤は'60年。
シングル:
Santo and Johnny "Twistin' Bells/Bullseye"
The Chad Mitchell Trio
"Marvelous Toy/Bonnie Street Of Fyve-10"
Brook Benton
"This Time Of The Year/Merry Christmas, Happy New Year"
Lynn Anderson
"Frosty The Snowman/Don't Wish Me A Merry Christmas"
Johnny Mathis "Give Me Your Love For Christmas/Calypso Noel"
Tony Bennett "My Favorite Things/I Love The Winter Weather"
Dancer, Prancer and Nervous
"The Happy Reindeer/Dancer's Waltz"
Star Wars Intergalatic Droid Choir And Chorale
"What Can You Get A Wookie For Christmas
/R2-D2 We Wish You A Merry Christmas"
Mitch Miller "Must Be Santa/Christmas Spirit"
2月20日(日)
昨年末に、日本ハムファイターズの監督であるトレイ・ヒルマンがクリスマスCDを作ったと聞いたが、ファンイベントの場でしか買えない限定盤のような話だったし、半分入手を諦めていたというか、正直言ってすっかり忘れてしまっていたところ、たまたま先日、球団のサイトを見たときにグッズコーナーをチェックしたら、「限定商品」のコーナーにそのCDがあるのを見つけた。商品名は「ヒルマン監督のクリスマスCD」、そのまんま。税込み1000円だし、じゃあ買うかと思ったら、送料が900円。ちょっと躊躇したけど、注文確定ボタンをクリック。そのクリスマスCDが今日届いた。
タイトルは『Candy Canes and Christmas』。ジャケットにはファイターズのユニフォームを着た監督の姿が。キャンディー・ケインというのは、クリスマスのときによく見かける、赤と白の杖の形をした飴のこと。で、どうもヒルマン監督はキャンディー・ケイン・プロジェクトというのを立ち上げて、それを通じてキリストの教えを広めようとしており、このクリスマスCDもプロジェクトの一環のよう。中身は宅録レベルの普通のクリスマスアルバムとはいえ、精一杯歌っているのが分かるから、これはそう馬鹿にしたものではない。アーティストっぽい妙な見栄や色気が、歌から透けて見えないのはいいことだ。冒頭の通訳によるナレーションや、ヒルマン監督のコメントの通訳がぶちっと途切れるような編集はなかなか凄いけど(笑)。
CD:Trey Hillman "Candy Canes and Christmas"
※一応、ジャケット通りの表記にしました
2月19日(土)
吉祥寺の中古レコ屋M店が20日で閉店するというので、久しぶりに行ったところ、店内在庫を200円均一(シングル等100円のものもあり)で売っていた。2週間位前からセールをやっていたようなので、めぼしいものはすでに抜かれている。といって、何も買わずに帰るのも悪いので棚を物色。
クリスマスもので1枚持ってないのを見つけた。キャロリン・キャロラースという、聞いたことのない女性アカペラ・グループの'89年のCD。「マンハッタンの街角からステキなア・カペラが聴こえてきた。」という、怪しげなコピーの帯が付いたメルダック盤のサンプル。日本制作のでっち上げ盤かとも思ったが、メンバーの名前を見ると、ローチェス三姉妹(Maggie、Terre、Suzzy)が入っているので気になって買うことに。
隣駅の西荻窪で降りて、やはり20日で閉店するという雑貨のF店へ。以前この付近に住んでいた頃によく買い物させてもらったので、お店のおかあさんに会いに行く。今後はHP上のオークションと、催事出店のみでやるのだそう。体調が悪くなったとかではないので一安心。'94年に西荻窪のアパートに引っ越してきた頃は、まだお店の場所は現在の店舗ではなく、もう少し駅から離れたところで、アパートからも近かった。 最後なのでいくつか雑貨を購入。7インチも何枚か置いてあって、その中にプラターズのクリスマスEPがあった。持っていたような気もするけど、100円だったので一緒に購入。大好きな店だったから残念。
CD:キャロリン・キャロラース 『クリスマス・ソングス』
EP:ザ・プラターズ 『ホワイト・クリスマス』※やっぱり持ってた(笑)
2月18日(金)
元渋谷A店のK店長からCD2枚をいただく。どちらもカナダのDisques Meriteというレーベルのもので、1枚はクリスマス・コンピレーション、もう1枚はアン・ルネーという女性歌手のクリスマスアルバム。コンピレーションの方にもアン・レニーのアルバムから1曲(「赤鼻のトナカイ」の仏語版)入っている。知らない歌手やバンドばかりで、年代もまちまちのようだが、有名曲の仏語カヴァーとかも結構入っていて面白かった。アン・ルネーは70年代初めから歌っている人らしく、ライナーも何もないので音だけの判断になるが、何曲かは70年代の音源も含まれているのではないか。
CD:V.A. "Les Idoles De Jeunesse Cantent Noel"
Anne Renee "Chante Noel"
2月17日(木)
帰宅するとアメリカのレコ屋からシングルが届いていた。今回注文したのは、まずハリー・シメオンの「リトル・ドラマー・ボーイ」PS付き。'64年にカップリングを替えて再発されたときの、カラーイラストのPSは割と見かけるけど、この青のモノトーンの初期PSは珍しい。左上の「ORIGINAL VERSION」表記から考えて、'59年あたりに出たセカンドプレスか。
他のシングルはみなPS無し。'62年のジジはよく分からない人なのだが、コルピックス盤というのがちょっと気になって買ったら、ボブ・クリューのプロデュースでシド・ベースのアレンジ。シド・ベースはフォー・シーズンズのクリスマスアルバムで、A面のメドレーとかをアレンジしていた人。あのアルバムも'62年だったから、ほぼ同時期のもの。
エレイン&デレクの'61年のシングルはUSヴィー・ジェイ盤だが、『GONKS GO BEAT』とかにも出てたイギリスのデュオ。本国ではパーロフォンだったはず。リッキー・ネルソンのシングルは、2000年にジューク・ボックス用オンリーとして作られたシングルで、両面とも同年にキャピトルから出た4CDボックスに収録された未発表音源。ナショナル・ランプーン名義の「カンフー・クリスマス」は、同曲がmono/stereoで収録されたプロモシングルで、中身はクリストファー・ゲストとギルダ・ラドナー。そういえば、ギルダ・ラドナーが亡くなってからもう15年以上経つのね。
シングル:The Harry Simeone Chorale
"The Little Drummer Boy/Die Lorelei"
※B面はThe Vices Of The Junior Chorale名義
GiGi "Peace For Christmas/The Sound Of Angels"
Elaine and Derek "It's Christmas/The Christmas Story"
Ricky Nelson "The Christmas Song/Jingle Bells"
National Lampoon "Kung Fu Christmas" (A:mono/B:stereo)
2月4日(金)
久々に渋谷H店に行く。ネットでリストを見ていて気になっていたのが、フィラデルフィアで元旦に行われるパントマイム・パレードのマーチングバンドのアルバム。マーチといっても、バンジョーだのシロホンだの、いろいろ入って煌びやかなサウンド。最後に「蛍の光」が入っているので、一応準収穫扱いということで。
もう1枚も「蛍の光」絡みだが、ビリー・ミューアのアレンジによる、よく分からないバンド名義のツイスト・アルバム。「大人のためのツイスト」と銘打っているけど、何言ってんだかというサウンド(笑)。A面最後に「蛍の光」をアレンジした「ハッピー・ニュー・イヤー・ツイスト」というのが入っているので、これも準収穫扱い。
LP:Aqua String Band "Best Of The Mummers"
※「Auld Lang Syne」収録
Danny Davis and The Titans "Let's Do The Twist For Adult"
※「Happy New Year Twist (Auld Lang Syne)」収録
2月3日(木)
先日関西の某店のオークションで落札したシングルが届いた。もう1枚狙っていたEPがあったのだが、そちらは落札できず。そのEPは存在すら知らなかったもんなあ。また出会うチャンスがあるかどうか…。
今回落札できたのは、のこいのこが歌う「御当地歳末大売出し」。'76年の9月にクラウンから出たもので、このB面が「ロンリー・クリスマス」。'76年といえば「パタパタママ」がヒットした年だが、その後に出たシングルか。でも、のこいのこってクラウンだったっけ?
ジャケットには、大売出しで商店街に立っているサンタ姿の男。歌詞を見ると、暮れが近づくと商店街に突然現れる、サンタの悲哀(笑)をテーマにした歌のよう。B面聴きたさに買ったけど、一応A面もクリスマスねただったのね。詞・曲は両面とも伊藤アキラ+はやしこば。
シングル:のこいのこ 「御当地歳末大売出し/ロンリー・クリスマス」
1月17日(月)
昨年の12月初めにイギリスのレコ屋に注文した7インチがようやく届いた。今回頼んだのは、まずベヴァリー・シスターズという3姉妹の'60年のEP。クリスマスソングが5曲収録されているが、以前ネットで見かけたジャケットとは違い、お菓子屋さんのソノシートかと思ってしまうような、チープなイラストなので唖然。見開きの表紙をめくると、そこに3人のお姉さん方のお姿があったので安心したが、何でこっちが表に出ないのか理解できん。
その他はマリオ・ランザの'59年のEP。ウィンストンというジャマイカ出身のシンガーらしき人の'77年のシングル。トニー・ジャクソンの'84年のシングル(これのみPSなし)。ベヴァリー・シスターズのEPを探していたので注文したのは確かだが、他の3枚は何で買ったのか、もうよく憶えていない(笑)。
シングル:Winston "It's Christmas Time Again/It Took A Miracle"
Tony Jackson "Snowy White Christmas/New Years Resolution"
EP:The Beverley Sisters "The Bevs for Christmas"
Mario Lanza "Lanza sings Christmas Carols Vol.2"
1月16日(日)
大阪の知人Oさんからレコードが送られてきた。Oさんは筋金入りのスコット・ウォーカーのファン。ここの日記に載せた素性の知れないクリスマスシングルに、ある日突如食いついてきた謎の女性で(笑)、それがウォーカー・ブラザース以前にスコットが関わった仕事であることを、ノンクレジットのプロデューサー名や、歌っている女性たちの素性も含めて、見事に謎解きしてくれた。それがご縁で、以来こんなのがリストにあったからと、たまに連絡をくれたりして、今回のLPも安くリストに載ってたからとプレゼントしてくれたもの。
これは'73年のUK盤で、各面15曲収録となっているものの、盤面を見ると数曲ずつのメドレーアレンジのよう。ほとんどがノンクレジットだが、AB面の1曲目「The Little Drummer Boy」「The Christmas Song」はマイク・サムズ・シンガーズ、そしてB面ラストに収録されている「From All Of Us To All Of You」はジミー・ドッドが歌っている。ジミー・ドッドは『ミッキー・マウス・クラブ』のホストで、「ミッキー・マウス・クラブ・マーチ」の作者。ジャケの状態もよかったが、盤も凄くきれい。
LP:『Walt Disney presents 30 Favorite Songs Of Christmas』
1月12日(水)
会社帰りに古本屋のB店に寄る。来週出張になりそうなので、新幹線の中で読む文庫本でも買おうかと思ったのだが、ビデオが安売りになってたのでついついチェック。広末涼子のクリスマスソング入りのCDと、クリップ集のビデオのパック『ウィンターギフト'98』が250円だったので買う。当時4千円近い定価で出たときには、3年後には500円アイテムになるだろうし、そのときに買えばいいやと思ってたけど、その半分になっちゃったかあ…。
CD:広末涼子 『Happy Songs』
※『ウィンターギフト'98』封入のミニアルバム
「なんてったって 今日はクリスマス!」3ヴァージョン収録
1月4日(火)
新宿T店に寄る。その前にU店のジャズコーナーで欲しいCDを見つけたのだが、T店のポイントが貯まっていたので、どうせなら安く買おうと思ったのだ。ところがそのCDがない。仕方なくフロアをうろついていたところ、ゴスペルのコーナーでエルヴィス絡みのCDを見つけた。インペリアルズとスタンプルズ・カルテットのジョイントアルバムで、エルヴィスが歌ったゴスペルソングを取り上げている。両方ともエルヴィスとは縁が深いグループで、インペリアルズは60年代後半から'71年位まで、エルヴィスのレコーディングやステージに参加。スタンプルズは'72年から、エルヴィスが亡くなった'77年まで、ツアーに加わっている。
1曲目の「How Great Thou Art」(邦題「偉大なるかな神」)とラストの「ブルー・クリスマス」が両グループの共演で、他は各グループがそれぞれ5曲ずつ交互に歌っている。昨年の10月に出たCDらしいから、「ブルー・クリスマス」はサービストラックとでもいったところで、他の曲はエルヴィスがレコーディングしたり、ツアーで歌われたりしたゴスペルソングばかり。スタンプルズが歌っている11曲目「Seeet Spirit」は、映画『エルヴィス・オン・ツアー』の中で、ツアーに参加していたスタンプルズが歌っていたのをおぼろげに記憶している。
T店のCD紹介カードには、「ジャケットはスペシャルティの『ゴスペル・スターズ・イン・コンサート』のパロディになっている」と書かれていたけど、似てるかあ?『ゴスペル・スターズ〜』は、サム・クック在籍時のソウル・スターラーズのライヴが収録されていることでも有名な盤だが、百歩譲ってこのジャケットが似ているとしても、これを「パロディ」にするという感覚は彼らにはないと思うがなあ。ま、カードの最後には「エルヴィスの名曲をゴスペルで。」という、唖然とするような一文が堂々と書かれているから、もしやこのカード自体が何かのパロディなのかもしれないが(笑)。一応、ラストの1曲で本日の収穫扱いということに。
CD:Imperials & Stamps Quartet "The Gospel Side Of Elvis"
※「Blue Christmas」収録
【Record Hunting Diary】
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