大分南地区春の交通安全大会で約400人が交通安全の推進を誓う=6日午前、トキハわさだタウン
「人もくるまも早めの合図」をスローガンに春の全国交通安全運動が六日、始まった。県内でも各地で交通安全を呼び掛ける催しや街頭活動があり、交通ルールの順守などを呼び掛けた。十五日まで。
大分市のトキハわさだタウンフェスティバル広場では、大分南署(郷司友三郎署長)と県交通安全協会大分南支部(甲斐享一支部長)が「大分南地区春の交通安全大会」を開催した。
関係者約四百人が参加。郷司署長と甲斐支部長があいさつ。同支部女性ドライバー協議会の工藤勢津子会長が「生命の尊さを深く認識し、正しい交通ルールの実践と交通マナーの向上を図ります」と大会宣言文を読み上げた。
大分市松岡の県運転免許センターでは、県警交通機動隊の出発式があった。笠木博行交通部長が訓示。服装・車両点検の後、白バイ十五台とパトカー二台が取り締まりに出発した。運動の重点目標は▽自転車の安全利用の推進▽シートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底▽飲酒運転の根絶―の三点。県警は運動期間中、連日、警察官約五百五十人、パトカー・白バイ約二百台が出動し街頭指導や取り締まりをする。
県警によると、ことし一月から四月五日までの県内の交通事故による死者は六人で、昨年同期より十人少ない。六人のうち五人は夜間の事故で、四人は歩行者だった。交通企画課は「夜間、歩行者は反射材を着用し、車は対向車がないときはヘッドライトを上向きにして運転してほしい」と呼び掛けている。
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