北朝鮮:金総書記が打ち上げに立ち会い…朝鮮中央通信報道

2009年4月6日 11時12分 更新:4月6日 11時48分

5日、北朝鮮が「人工衛星」と主張する弾道ミサイルの打ち上げに携わった科学者らと記念写真に納まる金正日総書記。朝鮮中央通信が6日に配信した=ロイター
5日、北朝鮮が「人工衛星」と主張する弾道ミサイルの打ち上げに携わった科学者らと記念写真に納まる金正日総書記。朝鮮中央通信が6日に配信した=ロイター

 【北京・西岡省二】北朝鮮の朝鮮中央通信は6日、試験通信衛星「光明星(クァンミョンソン)2号」が5日打ち上げられた際、衛星管制総合指揮所に金正日(キムジョンイル)総書記が訪れ、打ち上げに立ち会っていたと報道した。

 北朝鮮は98年に弾道ミサイル「テポドン1号」(北朝鮮は人工衛星「光明星1号」と主張)、06年に「テポドン2号」を発射したが、金総書記が打ち上げに立ち会ったことが報じられるのは今回が初めて。

 同通信によると、金総書記は発射の全過程を見守り、「打ち上げ成功」に大満足の意を表し、科学者らと記念写真に納まった。

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