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ウォン安:ソニーやキャノン製品が大幅値上げ

 海外メーカーが為替の変動を理由に韓国で販売する商品の価格を4月から大幅に引上げているが、値上げ幅があまりにも大きいとの指摘が相次いでいる。

 ソニー・コンピューター・エンターテイメントは2日、自社のゲーム機であるプレイステーション3(PS3)とプレイステーション・ポータブル(PSP)の価格をそれぞれ4万ウォン(約3000円)ずつ引上げた。キャノン・コリア・コンシューマイジング、ニコン・イメージング・コリア、ソニー・コリアなども、レンズの交換が可能なカメラ製品の価格を3%から8%引上げると発表した。価格の引き上げは4月中に行われるという。

 値上げの理由は、ウォン安の影響で韓国国内での販売価格が海外に比べて非常に割安になっているからだという。つまり売ればうるほど赤字が膨らむということだ。しかし最近為替は再びウォン高に転じており、韓国国内での主な製品の販売価格は、すでに海外での販売価格よりも割高になったとの声もある。

白剛寧(ペク・カンニョン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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