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皆様こんにちは。
「アトラスネット」管理人の小杉です。
今回の「アトラスエクスプレス」では、「救急救命カドゥケウス2」発売直前特集ということで、本作ディレクターの遠山に色々質問をぶつけてみたいと思います。「カドゥケウス」シリーズファンの方も、未体験の方もぜひどうぞご覧ください。 |

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・・・ということでよろしくお願いします。 |
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よろしくお願いします。
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まずは、ですね、前作(「超執刀カドゥケウス」から継承されている点、シリーズ作品として大事にしている点を教えてください。 |
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そうですね・・・、継承されている点としては、やはり「ギルス」の存在ですね。「カドゥケウス2」にも実在の病気や怪我などを治療するオペシーンが出てきますが、架空の病原体である「ギルス」を相手に戦うオペが健在です。 |
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また幾つもパターンがあるんでしょうね。 |
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それはプレイしてからのお楽しみということで。他にも月森を中心とするカドゥケウスのメンバーがちゃんと登場しますし、それ以外にも懐かしい人が出てきます。 |
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世界観的には、前作をきちんと引き継いでいるということですね。ゲーム性の方ではどうでしょう? |
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まずは・・・器具のレイアウトでしょうか。Z準拠にしたのでテープはプラスワンツールとなり削除してありますが基本的な並びは同じですので、前作を遊んでくれたプレイヤーは違和感なく操作できると思います。とにかく器具を操作することにストレスを感じさせないことを目指しましたので、ここに関しては初めてプレイされる方にも満足のいくものになっているという自信があります。 |
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難易度的にはどうでしょう?「カドゥケウス」というと難しいというような声をよく聞きますが・・・。 |
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そうですね。ハラハラ、ドキドキ、そしてクリアした時の達成感。あるいはクリア出来なくても、あともう一回チャレンジしたら・・・というのが「カドゥケウス」シリーズの醍醐味だと思いますし、それは作り手としても大事にしているポイントです。ただし、難しすぎて全くクリアできない! ということがないように、難易度を選べるようにしてあるので、初めての人は心配しなくても大丈夫ですよ。 |

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さて、続いて、正統続編として、前作から進化した部分、それもオススメの要素をですね、語ってください。 |
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まずはオペのグラフィックの進化でしょうか。これはシリーズを通して気にしている部分なんですが、オペを扱う際に切っても切り離せない血や内臓の表現が、グロ過ぎないように気をつけています。とは言ってもあんまりにもリアリティからかけ離れても気分が盛り上がりませんから、そのあたりのバランスには気を使っています。今回は純粋に前作から進化した、と考えて頂いていいと思います。あ、ええと、どんどん語っちゃってもいいですか? |
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どうぞどうぞ。お願いします。 |
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後は操作性の向上ですが、ドレーンや注射などの操作を「カドゥケウスZ」と同じ操作にすることにより、画面を何度もペンで擦る作業を行わなくてもよくなりました。後はですね、特に初心者の方が、次に何をすれば良いか判らないということがあったと思うんです。 |
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確かに。何したらいいんだろう??と思ってる間にバイタルがどんどん減ってたり・・・なんてことはよくありました。 |
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そういうことが出来る限り発生しないように助手によるサポートボイスを追加しました。切開するときはアンジュが『ヒールゼリーで』とか『メスを』とか言ってくれます。 |
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DSタイトルですが、結構ボイスが入ってくるということですね。 |
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ええ。アクションゲームとしてのテンポの良さを失わないためにもボイスは有った方がいいな、と思ってROMの容量を結構使いました。あとはBGMですね。今回、大幅に進化してます。ベイシスケイプの並木さんに作曲をお願いしまして、更に再生はストリーム再生を採用しました。 |
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ストリーム再生ってのは? |
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携帯プレイヤーでMP3を再生しているようなイメージですね。音質的にも優れています。そんなこんなんでROM容量の半分近くを音声とBGMに使用している感じですね。 |
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ありがとうございました。ということで、次のページでは、BGMの作曲を担当されたベイシスケイプの並木さんからのメッセージを掲載しています。ぜひご覧ください! |
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