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裁判員、3人に1人が参加したい 最高検がモニター調査
(04/06 17:33)


 裁判員制度の実施を5月に控え、実際の裁判や模擬裁判などの傍聴者に対するモニター調査の結果、3人に1人に当たる33%がと積極的な姿勢を示し、「参加したくない」という強い拒否は11%にとどまったことが6日、最高検のまとめで分かった。

 昨年1−2月に最高裁が実施した意識調査では“積極参加派”が16%で、「義務でも参加したくない」は38%。質問内容が異なり単純比較できないものの、今回は積極参加がほぼ倍増する一方、絶対拒否が3分の1以下に収まっており、本番に向け関心の高まりを示す結果となった。

 最高検は今回集まった意見を踏まえ、2月に公表した「裁判員制度への基本方針」に基づき、立証方法の工夫など必要な準備を進めるよう各地検に指示した。

 調査は昨年4月から12月の間、人材派遣会社などを通じて集めた延べ1243人を対象に実施。法廷で検察側の主張や立証を実際に傍聴した上での感想などを答えてもらった。

 検察側の立証をめぐっては、事件の概要や立証方針を示す冒頭陳述で重要項目を1、2枚にまとめ、チャートなどをスクリーンに映し出す方式に「分かりやすい」との評価が多かった。

 

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