エスカレーターで女子大生の足を盗撮したとして、神奈川県警鉄道警察隊は4日、横浜市旭区白根8、県警旭署地域課巡査、山田倫久(みちひさ)容疑者(23)を県迷惑防止条例違反(盗撮)容疑の現行犯で逮捕した。県警監察官室によると、「性的欲求を満たすためだった。申し訳ないことをした」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は4日午後6時半ごろ、横浜市西区の横浜駅西口のエスカレーターで、穴開きの袋にデジタルカメラを入れ、動画機能で東京都品川区に住む私立大2年の女子学生(19)の足を撮影したとしている。盗撮警戒中の鉄警隊員が山田容疑者に気付き、声をかけたところ盗撮を認めた。カメラには他の女性の下半身が写った動画と写真4~5枚が残っていたという。
監察官室によると、山田容疑者は4日は非番で「友人宅に行く」と、午後4時ごろに県警の独身寮を出ていた。永井弘一室長は「警察官としてあるまじき行為。厳正に対処したい」と話した。【池田知広】
毎日新聞 2009年4月5日 2時06分