ローソンが「100円総菜」 コンビニも低価格競争へ大手コンビニエンスストアのローソンは3日、総菜類を105円で5月から全国で販売する方針を明らかにした。総菜類は通常200-300円だが、消費者の節約志向に対応し半額以下の新商品を投入する。 ライバルのセブン-イレブン・ジャパンやファミリーマートも日用品や食品の値下げを実施。スーパーや量販店で加速する価格競争の波が、定価販売中心のコンビニ業界にも及んできた。 ローソンの「100円総菜」は、コロッケやひじきなどの総菜計7-8品目。従来の味や品質は維持しつつ、食材の大量購入や包装の簡素化でコストを下げた。 東京都内の数店舗で2月から実験的に販売したところ顧客の反応が良かったため4月中旬から関東地区に販売を拡大。5月にかけて全国の店舗で売り出す考えだ。 セブン-イレブンは、洗剤や芳香剤、歯ブラシなど一般メーカーの日用品31品目を、4月14日から全店舗で平均15%値下げする。「バスマジックリン詰め替え(350ミリリットル)」は197円から158円にする。日用品の購買が多い主婦層や高齢者の取り込みを図る。 サークルKサンクスは4月中旬から、従来より2割程度安い380円の和風弁当を売り出す。ファミリーマートは3月末からおにぎりの一部商品を値下げしている。 【共同通信】
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