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【北ミサイル発射】緊急安保理 日米と中国に大きな隔たり (1/2ページ)
このニュースのトピックス:核・ミサイル事情
【ニューヨーク=松尾理也】北朝鮮によるミサイル発射を受け、日本が招集を要請した国連安全保障理事会の緊急会合が5日午後(日本時間6日未明)、開かれた。会合は非公開の形式で国連本部で開かれ、日米両国は新たな対北朝鮮制裁決議を求めると表明した。会合参加国はミサイル発射に対する懸念では一致したものの、新たな決議を求める日本や米国と、慎重な対応を促す中国などの間には大きな隔たりが残ったもようだ。
日本はすでに新たな決議案の草案を作成し、常任理事国に提示しているとされるが、この日の会合では、ほかの非常任理事国への提示には至らなかった。日本はまた、この日の会合の終了と同時に今回の事態に対する懸念の表明などを盛り込んだ報道機関向け声明を出すよう求めたが、中国などの反対で、結果的には口頭による議長見解の読み上げにとどまった。
北朝鮮への断固とした対応を求める日本にとっては、厳しい幕開けになったといえそうだ。会合は6日以後も続行される。
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