中途半端でも大丈夫 ~ ドイツで働くワーキングマザーの仕事人生論 ~

ブログさん、さようなら~

ブログをしばらくお休みしますと書いてから、いろいろじっくり考えてみました。




そして、結論。ブログの更新はもういたしません。




振り返ってみると、今まで本当にいろんなことを書き綴ってきました。私にとってブログは自分を解放する場所でもあったのですが、同時にプライベートを公開している場所にもなり、最近は続けていく意義を考えながら書いていたように思います。





今回、ある人からのコメントにより、私とブログの関係を見つめ直すいいきっかけづくりをしてもらいました。今ではその人に感謝しています。




「ブログは潮時かなあ、、、」っていうのが正直な感想であり、本当に楽しい3年と3ヶ月間が過ごせたように思っています。




ブログがなくても、私の幸福度は120%です。





今後は、愛する家族との時間を本当に大切にしていこうって思っています。




今日、知り合いの人から「元気がないけどどうしたの?」と尋ねられ、事情を説明したところ、「笑顔が疲れてるけど、雰囲気が柔らかくなってるよ」って言ってもらえました。





今までブログを書くことに必死になっている自分がいたのかもしれません。そのため気負っている自分が絶えずいたような気がします。




今日は別にブログに書く必要がないしと、リラックスしてその知り合いの人に会ってました。いい意味で肩の力が抜けてきているのかもしれません。




「みどりさんはみどりさんらしく生きてください」とその人から言われ、ブログとしっかり決別するためにも、今回の記事を書いています。




ブログさん、本当に今までありがとうございました。私の人生にとって大きな3年と3ヶ月間でした。




ブログで知り合った皆様との出逢い忘れません。読者の皆様のお幸せをお祈りしています。







# by midorimartin | 2009-04-05 07:35 | 人生いろいろ | Comments(3)

新しい夢を見つけた☆

ある人からのコメントで、自分が本当に物書きになりたいのかどうか、じっくり考えてみた。




それまで、ぼんやりと「エッセイスト」になりたいって思っていたし、そう思って3年前に始めたブログだったけど、ここに来て本当に物書きになりたいのかなあって思う自分がいる。




そもそも、なぜ私はブログを書いているのか、、、。きっと、ブロガーさんなら誰でも思う「壁」なのかもしれない、、、。




私の場合、ブログを始めた理由は「有名になりたい」だった。だから、いろんなところに「執筆させてください」と声をかけては、コラムを書いてきた。




ブログを書き綴った3年の間に、娘が幼稚園から小学校に入学し、夫との仲も少し微妙だったのが「揺ぎない絆」に変わり、私の仕事人生も解雇と転職を経験し、今新たな人生を歩んでいる気がする。



そして、気がついたのは、私がブログを始めた本当の理由は、「自己満足」のためだったのだ。




それまで何か満たされない自分がいて、どうやって自分の欲求を満たせばいいのか模索していた気がする。




ブログを綴り始めて欲求不満を解消し、コラムを連載して読者からの声が届く喜びを感じ、そんなこんなで3年が過ぎた気がする。




今の私は、愛する夫と、愛する娘の成長を見守っていきたいという欲求があり、家族三人の生活を本当に心から大事にしたいと思っている。




書くことで自己満足していた私が少しずつ変わり始めているのを感じる。





つまり、「自分優先」で来た私が、「家族との生活」を心から楽しみ味わいたいと思うようになってきたのだ。




そうなってくると、執筆して自己の欲求を満たしてきたことが、それほど重要でなくなってきた。




ブログをこのまま続ける意味があるのだろうか、、、。あまりないような気がするので、しばらくお休みしたいと思います。




私の新しい夢は、夢とは言えないかもしれませんが、「家族との時間を大切にして、家族を愛し続けること」。



エッセイストになってしまうと、自分のライフスタイルを暴露することになるし、読者のことも考えないといけないし、そんな精神的な強さは私にはないと思う。




今まで私の「作家になりたい夢」を応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。




そして、ブログを楽しみに読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。



# by midorimartin | 2009-04-03 04:19 | 作家になる夢 | Comments(15)

やっぱり顧客開拓が好き☆

今いるコンピュータゲームソフト開発会社の私の主な仕事は2つあって、「ゲームの品質を保証する責任者」と「日本のビジネスサポートをするマネージメントアシスタント」。





先日、同僚のグラフィックデザイナーのドイツ人女性が、「今日はちょっとひま~」とか言って、私のところにおしゃべりに来た。





一つしか役目がない彼女は、ひまになることがあるのだなあって思った。その点、私は2つ役目があるので、1つがひまでも、もう1つの仕事をこなすことができる。





そういう意味では、2つの役目があってよかったと思った、、、、。





さて、先日の出来事。会社は2つめのプロジェクトの着手に入った。私は見込みの日本のビジネスパートナーに連絡することになった。





1月末に上司が訪日した際に、その会社とはミーティングをしてライセンスビジネスの話をして、いくつか検証用にサンプルソフトが送られてきた。





このミーティングのセッティングもこぎつけるまでに少し時間がかかった。なぜなら、最初上司から「xxのソフトのライセンスビジネスをしたいから担当者の連絡先を調べてくれ」といきなり言われたため。




いったいどこと話せばいいのか最初わからかなかったため。でもサイトを検索してサポートメール宛てに問い合わせをして担当者を見つけ出したのだった。




サンプルには、PC版もあれば、Nintendo DSi Ware版やNintendo Wii版もあった。Nintendo DSi Ware版とNintendo Wii版には、それぞれ日本製のハードウェアが必要だ。




なぜなら、ドイツのWiiにソフトを入れてみると、「このソフトを読み込むことができません」というエラーメッセージが表示されたため。




DSi Wareは日本製を上司が買ってきたので検証することができた。子供用のゲームだったので、娘にも遊ばせてみたところ、とっても楽しそうにプレイしていた。




そのことを上司に報告すると、「みあが気に入ったのか。いけるかもしれないな、、」というコメントが、、、。





みあの反応を真面目に考慮してくれた上司に感謝!




そして、子供用ゲームと大人用ゲームの2つを次のプロジェクトとして提案することになった。





サンプルのテストはもちろん私の仕事。だって全部日本語なんですから、、、、。





それぞれのゲームの主要部分をスクリーンショットに収めて、軽く説明文もドイツ語で書いて、私の見解も書いてと、そんな作業を延々した。





サンプルが届いてから一ヶ月以上経過した先週の月曜日に、上司からのメールを和訳して、先方にメール。





一週間待っても連絡がないので、今週の月曜日に先方に電話。




担当者は会議中で席を外していたので、私は担当者の同僚に断って、最初の3回は30分ごと、最後の1回は3回目から1時間後に電話。




結局4回目のトライで担当者と話をすることができた!




彼の話しぶりはいかにも「営業畑で仕事してきた人」そのもので、こちらも「すいませんね~。こちらからのフィードバックが遅くなりまして、、、」と営業トークを開始。




「メールを受信されましたでしょうか?」と尋ねてみると、「いいえ、届いてませんね~。ジャンクメールとみなされたのかもしれません、、、」という返事。





「では再送しますので読んで頂けませんか?」と促すと、「はい、すぐに読んで返事しますよ」っということになった。





再送してから10分後にはなんと先方からの返信メールが、、、。





そこには、「許諾は基本的にOk」という、前向きなライセンスビジネスの話が盛り込まれていた、、、。





こちらがしないといけないことは、パワーポイントでビジネスプランを作って提出すること。




そして、先方からのメールには機密保持契約書の日本語版も添付されていた。




上司に伝えると、「英語版がないのかどうか聞いてみてくれ」と言う。




「聞いても大丈夫なんだろうか、、、」と思いながら、先方に尋ねてみると、「では翻訳させて送付します」という返事が、、、。





いや~、聞いてみるもんですね~。そして、ビジネスが動きだしことに上司がほくほくの満足顔。





「みどり、でかした!」と言って喜んでもらい、私も「やっぱり、顧客開拓は楽しいなあ~」って思ったのでした、、、、。

# by midorimartin | 2009-04-02 13:51 | 仕事あれこれ | Comments(3)

初めてのチョコレートケーキ☆

小学校の後、娘は毎日、学童保育所に通っています。




月曜日に『Eltern Cafe』というイベントがありました。つまり、お母さんたちが集まって情報交換をするというものです。




この日は、子供のための本も購入できるようになっていました。




『お時間のある人はお越しください。できれば、ケーキかクッキーも持参してくださいね』ってなっていましたので、私は日曜日に頑張ってチョコレートケーキを作ってみました~。




土曜日は娘と一緒にクッキーも作ってみました。週末はなぜか家が『お菓子教室』になってました♪ クッキーづくりの模様は今度アップしますね!




今回は私が初めて挑戦した『チョコレートケーキ』。そして、ケーキもクッキーもレシピは夫が考えたものなんです。




初心者の私でもできるような超簡単なレシピになっています。名づけて『誰でもできるパウンドケーキ』です。




レシピ
1.190度にオーブンを加熱
2.バター200グラムをボールに入れる
3.砂糖50グラムをバターと混ぜる
4.卵4つを混ぜる
5.バニラ砂糖(Vanilin Zucker)を混ぜる
6.小麦粉250グラムを混ぜる
7.バックパウダー(Backin)を混ぜる
8.リンゴ3つを小さく切って混ぜる
9.ケーキ型に流し込む
10.170度で60分焼く
11.チョコレートを塗る



出来上がりはこんな感じです。







ところが、当日、なぜだか来た人が少なくて、私のケーキは、私と娘と娘と同じクラスの男の子のママの三人しか食べませんでした、、、。




せっかく作ったのに、、、っていう思いが強くてちょっとがっかりした私です。




でも残りを家に持って帰ってきて、夫に食べてもらったら、『おいしいよ!』って言ってもらえたので少し復活しました(笑)。




娘にも『ママ、おいしいよ!』って言ってもらってさらに復活。





そして、その日にたまたま訪れてくれたご近所の日本人女性にもおすそわけ。





その日のうちに、『おいしいケーキをありがとうございました』というメールが届きました。




またがんばってケーキに挑戦してみるつもりです。




木曜日は小学校で『春のバザー』があるので、明日はバザーに寄付するマフィンを作るつもりです。がんばるぞ~。

# by midorimartin | 2009-04-01 05:28 | ドイツの小学校 | Comments(2)

親子でイケメン大好き☆

以前の記事にも書きましたが、私と娘は『嵐』のファンです。私は『大野君』の大ファンで、娘は『マツジュン』の大ファン。




YOU TUBEで、嵐の曲を聞いては、娘が『ママ~、大野くんが出てるよ~♪』と言ったり、私が『みあ~、マツジュンが出てるよ~♪』と言ったりして、二人でキャーキャー騒いでいます。





そして、私たちはお気に入りのミュンヘンの日本食材のお店『Y.SUZUKI』の日本のテレビ番組レンタルサービスの月額会員で、すっごくたっくさん日本のテレビドラマを見ています。




最近の私たちのお気に入りは、水嶋ヒロ君が出ている『メイちゃんの執事』。ヒロ君の執事姿が超かっこよくって、『理人さま』に二人ですっかり魅了されています!





『花ざかりの君たちへ』の南波先輩役のヒロ君を初めて見てかっこいいなあ~って思っていたのですが、『理人さま』は最高にかっこいいです。




そして、このヒロ君が出ているということで、最近レンタルしたのが『絶対彼氏』




主人公は速水もこみち君演じる恋人ロボットとヒロ君演じる御曹司との三角関係に悩むストーリーになっていて、こんなイケメンの二人から愛されるなんて絶対にありえな~いシチュエーションですよね~。




もこみち君のロボット役がすっばらしくって、本当にロボットみたいに見えてきます。そして、主人公だけを愛する究極の愛。最終回は涙でぐちゃぐちゃになってしまいました、、、。




娘と二人でこのドラマを見ては、『ヒロ君かっこいい~』って叫んでいます。




私と娘は40歳と6歳という年齢差がありますが、男の趣味は似ているようで、日本のドラマを見て、二人で同じ俳優さんにキャーキャー言えるなんて最高に幸せって思います。




先日の私たちの会話です。




私 『ロボットと執事とどっちがいいと思う?』




娘 『ママはどっち?』




私 『執事がいいなあ、、、。洗濯も料理も掃除も全部やってもらいたいから、、、。理人さんが欲しい~!!!』




娘 『みあも~。理人さんが欲しい~!!!』




私と娘 『パパ~。理人さんを買ってきてよ~!!』




夫は無言の笑顔でした、、、。




私たち親子のイケメン探しはまだまだ続きそうです、、、、。
# by midorimartin | 2009-03-31 05:05 | 人生いろいろ | Comments(4)

スペインからのイチゴ☆

毎週土曜日は夫が一週間分の食料を買い込む日。




今回、夫はマイ・スーパーマーケットこと『テンゲルマン』で、スペイン産のイチゴを木箱でゲット!



粒が大きくて、色もおいしそうな赤で、ほおっばってみると甘いイチゴの味が口の中にじわっと広がる感じ、、、。



イチゴって幸せな赤だなあって思います♪







# by midorimartin | 2009-03-30 00:42 | 写真 | Comments(2)

夫からの花束プレゼント☆

昨日は、娘の風邪がまだ治ってなくて、前日鼻づまりでまったく眠れてなかったようで、結局また学校を休むことになった。




部下が三人来るけど、家でゲームのテストをする環境を整えて、家から部下たちに仕事の指示をしなければならないと腹をくくった。




夫にはすぐに、「私が家で仕事をするから」と伝え、学校と学童に電話して連絡。部下たちにはメールとショートメッセージで連絡。




上司の一人には電話して連絡。電話ごしに、少し重い空気がちょっと伝わってくる。





「家でしっかりゲームのテストをして、家からでも部下たちを操作しますので、、、」と彼を説得した。





娘にも「家で仕事するから、DVDとか見てママを待っててね」とお願いした。





ゲームのテストも集中してやり、「ママ~」と呼ばれたら娘のところに行って相手をして、またゲームのテストをの続きをして、お昼ご飯を作って食べさせて、部下たちと電話で話したりメールしたり、めまぐるしく時間が過ぎていった。




自分なりにできる限り家で仕事ができたと思うし、部下の面倒も看れたと思う。





夕方、上司に「ちゃんとゲームのテストをして、家からでも部下たちをコントロールできたことを証明できた?」とメールで尋ねると、「うん。ゲームのテストもしっかりできてたし、部下のコントロールもできてたと思うよ。でも、部下のコントロールは会社にいる方がもっとできるよね。だって、彼らは上司がいると思うとプレッシャーになってもっといい仕事ができるはずだろうから、、、」という返事が届いた。





すっごく、すっごく、嬉しかった。私が家にいて娘の面倒を看る選択は間違えてなかったし、家からでもちゃんと仕事ができることを上司に見せつけることもできた。




そして、夫が帰宅。なんと、カーネーションの花束のプレゼントと一緒に、、、。




「はい、花屋で見かけたから、君にプレゼント」




たったそれだけのセリフだったけど、夫からの愛情と感謝の気持ちが伝わってきて、とっても嬉しかったです~。








# by midorimartin | 2009-03-28 15:57 | 人生いろいろ | Comments(2)

夫との境界線

先日、娘が通う学童保育所で「親子の間の境界線を引くためのルール」という講演会があった。





講演会の詳しい内容については、次のディースクエアさんのコラムで公開しま~す。





その中で感慨深かったのは、この「親子の間の境界線を引くためのルール」が、夫婦の間でも通用するというもの。





ルールの一つに、「子どもと口論しそうになったら、まずは深呼吸して、自分を落ち着かせ、柔らかい口調で話しをすること」というものがある。早速、実践してしてみた、、、。





実は、一昨日と昨日と、娘は久々に病気になり、家にいたのです。





咳を伴う風邪だったのですが、微熱もあったので、一昨日は学校を休みました。




一昨日の朝、娘の状態を見て、学校を休ませることを決定したのは夫です。




もちろん、その決定に異論はないのですが、つまり自動的に私に会社を休めというもの。




夫はただ、「みあは学校を休んだ方がいいなあ、、、」としか言いません。




学校や学童に連絡して、みあが来れないことを言うのも、医者に電話してアポを取って、みあを連れて行くことも、自動的に私の役目。




それらをすることにはな~んの問題もないし、別にどうってことないのですけど、なんというか、自動的に私が全部すると思ってる夫の態度が気に食わなかった、、、。




「それって、私に会社を休めっていうこと?」とカリカリしながら夫に聞き返すと、「そうだよ。俺は医者からの診断書がなければ休めないからね、、、」。




それはそうだけど、なんというか、感謝の気持ちが欲しかった。せめて、「今日悪いけど仕事休んでくれるか?」みたいな言葉があってもいいのではないかって思った、、、。




私は週35時間で仕事してて、つまりフルタイムで、中間管理職の仕事もしてるし、そんな簡単に仕事が休めるポジションに就いていない。




それをあっさりと、「みあは学校を休んだ方がいいなあ」という彼の言葉だけで、会社を休み、学校や学童に連絡し、医者のアポを取り、家でみあの面倒を看るっていうのを要求するのはどうかと思った。





イライラしながらも、私は学校や学童への連絡を済ませ、夫を娘に送りださせた。




午前中、会社の仕事(ゲームのテスト)をして、お昼ごはんを食べさせ(娘の好きなうどんとおにぎり)、午後になって医者に電話してアポを取った。



そのことを伝えるために夫に電話。ただし、電話する前に深呼吸。




「今から一時間後に来てくれって言われたから。それから、今朝のことだけど、もう少し感謝の気持ちが欲しかったの。自動的に私はなんでもするわけじゃないから、、」と、柔らかい口調で伝えると、電話の向こうで「わかった」という返事が聞こえた。




医者に連れていき、「風邪」と診断され、医者からの診断書ももらった。




夫にまた電話して、「診断書をもらったから、明日会社を休めるよ」と連絡。




夫は早めに家に帰ってきてくれて、「休んでくれてありがとう」と、私に感謝の気持ちを伝えてくれた。それだけでもう許してあげようって思った。


# by midorimartin | 2009-03-26 18:15 | 人生いろいろ | Comments(6)

マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと

日曜日は第2回目の映画の日☆




今回は娘と二人で『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』を見ました。








単なる犬物語かと想像していたのですが、これがなんと、恋愛あり、家族愛あり、仕事の葛藤ありで、以外にも素晴らしいストーリーになっていました。




若いカップルが、子供を持つための準備として、マーリーを飼い始めるのですが、このマーリーが飛んだわんぱくで、本当に飼い主の二人を困らせます。




でも、愛らしくって、なんだか憎めないマーリー。二人はジャーナリストなのですが、一人目が生まれ、二人目が生まれ、奥さんは仕事を辞めてしまいます。




子育てに追われ、マーリーは言うことを聞かないし、ストレスが爆発して発狂してしまう場面もあったりで、そんな彼女の気持ちが痛いほどよくわかり共感できました。




実は最初の子供は流産してしてしまいます。このとき、一緒に見ていた娘が私にこんなことを言いました。




『ママ、よかったね~。みあが生まれてきたから、、、。みあもよかった。生まれてこれたから、、、』




これって、一緒に映画を見て、同じ場面を同時に理解していないと味わえない親子の感動ですよね~。




『ほんま、みあが生まれてきてよかったよ~』




私は映画を見ながら、娘を抱きしめていました。



話は映画に戻り、三人目も生まれ、ジャーナリストのパパは、レポーターを目指しているのに、才能を見出されコラムニストになります。でも、レポーターになりたい彼は、コラムニストの仕事が不満です。




そんな彼を見ていた彼女が、『ニューヨークタイムズからのヘッドハンティングを受けたら?』と促します。




『でも、仕事を変えるってことはリスクが大きいし、40歳の今は無理だよ。39歳だったらできたかも、、』という彼の背中を彼女は押して、一家はまた引越しします。




この台詞のとき、娘から、『ママも40歳だよね~』って言われてしまいました。でも、私は40歳で今の仕事に挑戦しているのだから、40歳で転職は遅すぎるってことはないと思います。





またまた映画の話に戻り、彼は念願のレポーターになったのに、『自分の感情はいらないんだよ。いるのは事実だけだから』と上司に言われ、自分はやっぱりコラムニストに向いていると気づきます。




そんな彼を見た彼女は、『あなたって本当に複雑よね~。だっていっつも隣りの芝生が青く見えるのだから、、、』。




この彼女の台詞、最高ですよね~。今の自分に満足しているからこそ言える台詞ですよね~。




子供たちは成長して、最後にマーリーが死んじゃう場面が来てしまいました。




私は涙が止まりませんでした、、、。めがねを取ってはティッシュで涙をふいてクライマックスを見ていました。




でも、同じ場面で鼻をかんでいる人もいたりして、私一人が大泣きしていたのではないことがわかってニンマリ。




本当に本当に素晴らしい映画でした!!




ストーリーについてはこちらのサイトをご覧ください。http://movies.foxjapan.com/marley/




次は夫も連れて、『プリンセス リリーフェー』を見に行く予定です♪



# by midorimartin | 2009-03-25 04:19 | 映画☆ | Comments(4)

会社でラーメン☆

先週の金曜日、会社の同僚と一緒に、ランチ配達サービスを使って、なんと、日本の「チャーシュー入りしょうゆラーメン」を食べました!




注文先は、ミュンヘンの日本レストラン兼ケータリングも行っている「SUSHI EXPRESS」。上司の一人がサイトでググッって見つけてくれました♪ リンクはこちら→http://www.sushi-express.de/




お寿司はちょっと高いので、「ラーメン」を注文することにしました。私が選んだのは、「肉ラーメン」。お値段は7ユーロ50セント。





ラーメンがいったいどんな形で届くのだろうかとドキドキしながら待っていると、なんと左側に汁のみ、右側に麺と具のみというパッケージになっていました。






このまま食べると食べにくいので、会社にあった大きめの器にきれいに移すと、ほらこのとおり♪








おいしそうなラーメンの出来上がりです。お味もとっても美味でした♪




会社の同僚とは、週に一回、ランチ配達サービスを使って、ピザやアジア系の料理を食べたりしていたのですが、これからは、この「SUSHI EXPRESS」に決まりそうです!

# by midorimartin | 2009-03-23 14:37 | ドイツのおもしろ情報 | Comments(2)

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