2009年4月2日
県教育委員会 裏サイトの監視職員を募集
深刻化するネットいじめに対応するため、県教育委員会は、学校裏サイトなどを監視する専門職員の募集を始めました。専門職員は、インターネットによるいじめの温床とされている「学校裏サイト」を監視し、個人を誹謗中傷するような悪質な書き込みがあれば、管理者に削除を依頼します。この取り組みは、緊急雇用創出基金を活用した雇用対策も兼ねていて、年間で延べ6人を採用する方針です。応募の用件は、パソコンが操作でき、企業の都合で職を失った求職者で、4月10日まで受け付け、書類と面接による選考となります。採用期間は5月1日から半年間で、県立総合教育センターで業務にあたります。県教育局によりますとネットの監視にあたって専門職員を配置するのは全国でも珍しいとしていて、「生徒、保護者からも情報を集め、ネットいじめの防止の輪を広げていきたい」と話しています。