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自殺生徒に下品なあだ名 皇学館いじめ保護者会で説明三重県伊勢市の私立皇学館高校の1年男子生徒(16)がいじめを受けていたとする遺書を残して自殺した問題で、同校は14日、初めての保護者会を開き、男子生徒に対し、下品なあだ名を付けて呼んだり、授業中に消しゴムのかすを投げつけたりするいじめのあったことを明らかにした。また、こうしたいじめをした生徒7人を特定したが、遺書にあった名前と一致したのは5人だった。5人は同校の調査に対し、いずれも「いじめとは思っていなかった」と説明しているという。 保護者会は午後5時半から行われ、保護者約300人が参加。男子生徒の冥福を祈って全員で黙とうをささげ、大島謙校長が「このような事件を起こしてしまったのは(学校として)力不足だった」と謝罪した。 続いて、学校側が調査結果や再発防止策などを説明したが、保護者からは質問が相次ぎ、約4時間にわたって紛糾した。保護者会には、男子生徒の両親も出席し、父母らに「情報を下さい」と頼んだという。 大島校長は保護者会後の記者会見で、「いじめは3学期から始まり、男子生徒の好きなアニメの登場人物に関してからかい、男子生徒が相手をたたいた際、たたき返すことなどもあった」と説明。また、いじめに遭っているとして、遺書に名前の書かれた別の生徒は、「いじめは受けていない」と話しているという。 一方、男子生徒の父親も記者会見し、「保護者会では、学校側の都合のいいことだけを報告したという印象だ。心への攻撃を毎日繰り返されたら、心は傷んでくる。事実をしっかりと調べてほしい」と語った。 (2009年3月15日 読売新聞)
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