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大分・JR日豊線でミステリー

2009.4.4 05:00
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 心中未遂か、それとも度胸試しの悪ふざけか、はたまた「幽霊」の仕業か。なんとも奇っ怪な事件が大分で発生した。

 大分市顕徳町のJR日豊線で2日夜、亀川発幸崎行き普通電車(2両編成、乗客約80人)が線路に横たわった男女とみられる2人の上を通過した。男女はいずれも大きなけがはなかったようで、そのまま現場を立ち去ったという。電車と地面の約40センチのすき間にいて無事だった可能性が高いが、大分中央署は往来危険容疑で調べている。

 同署やJR九州大分支社などによると、2日午後11時半ごろ、大分駅を出発してまもなく、100メートルほど前方の線路に男性とみられる人が横たわっているのを運転士が発見。急ブレーキをかけた直後、女性とみられる人が線路に飛び込み、2人が線路内で横に並び、添い寝するように横たわったという。

 電車は2人の上を通過して約120メートル先で停止。運転士が降りて確認すると、20−40歳代とみられるカップル風の2人は、そろって大分駅の方向に走って逃げた。現場に血痕などはなかった。

 現場は単線で、線路の幅120センチ。同社は「これで無事なんて普通では考えられない」と首をかしげる。心中をギリギリのところで思いとどまった可能性があれば、酔った上でのいたずらも考えられ、そして、もうひとつは…(ゾ〜ッ)。

 同署によると、現場が自殺の“名所”などということは「聞いたことはない」というが、「自殺だったら、こんな手段じゃなくていいはず。まさにミステリーだ」と話している。


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