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北朝鮮が発射した飛翔体の一段目が落下したと推定される海域で、海上自衛隊の哨戒機が発見した変色域=5日午後、秋田県の西約3百キロの日本海(海上自衛隊提供)〔共同〕

防衛省、秋田沖で海面変色を発見 1段目の落下推定海域

 防衛省は5日、北朝鮮の「飛翔(ひしょう)体」発射に関し、秋田県沖を捜索中のP3C哨戒機が、第1段目の落下推定海域で海面の変色を発見したと発表した。発見位置は北緯40度35分、東経135度58分で、秋田沖約330キロ。北朝鮮が危険区域として国際海事機関(IMO)に届け出た落下予想海域内。幅50メートル、長さ3キロにわたって海面が薄く変色していた。同省は「変色は燃料の可能性がある」としている。

 P3Cは5日午後零時15分ごろと同3時ごろの2回、同地点で変色を確認した。浮遊物などは見つかっていない。現場海域の水深は約3000メートルとしている。海上保安庁などと協力し、今後も捜索を続ける。 (05日 22:08)

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