岡山放送局

2009年4月5日 13時49分更新

総社市 夜間医療態勢を充実

総社市は4月から市内の医療機関が交代で夜間の急病診療を行う態勢をスタートさせ、夜間の医療態勢の充実を図っていくことになりました。
これは総社市が夜間の医療体制を充実させるためこのほどまとめた新しい計画に基づいて始めたものです。

総社市では、これまで救急告示指定病院となっている3つの医療機関を除いて、夜間の急病診療が行われておらず市民から、夜間の診療を行う医療機関を増やすよう望む声があがっていました。

このため、総社市では市内の14の医療機関の協力を得て、4月から毎週水曜日と金曜日の午後7時から午後9時までの間、医療機関が交代で急病診療を行う態勢をスタートさせました。
また、3つの救急告示指定病院は引き続き、24時間急病の診療を行うということです。

総社市では「夜間の診療を行う病院を増やすことで市の医療態勢がさらに充実すると考えている。ただ、夜間の診療についてはあくまでも急病に対応するものなので、市民もそれを理解したうえで利用してほしい」と話しています。