岡山放送局

2009年4月5日 13時49分更新

「衛星」打ち上げに厳戒態勢

北朝鮮が人工衛星の打ち上げとして長距離弾道ミサイルと同じ構造のロケットを発射すると予告したことを受けて、岡山県庁でも職員の数を増やして警戒にあたりました。
岡山県の危機管理課では、北朝鮮の長距離弾道ミサイルの発射に備えて、8人の職員が警戒にあたりました。

県ではミサイルが発射された場合政府から専用の回線を通じて情報を受け取り、電話やFAXで県の出先機関や各市町村に伝達することにしていて、職員は回線の端末画面やテレビのニュースを見ながら警戒にあたりました。

正午すぎに政府から「北朝鮮から飛翔体が発射された模様」との情報を受け取ると、職員は慌ただしく関係機関に連絡を行いました。しかし、その直後に、政府から発射の情報が誤探知・誤った探知だったと訂正する情報が入ると、職員たちはFAXに手書きのメモを書き加えるなどして対応に追われていました。

県では、5日以降も発射の可能性がなくなるまで24時間体制で職員を出して警戒にあたることにしています。