by joryukishikai |
2006年 12月 01日
女流将棋協会(仮称)設立準備委員会設置のお知らせ
女流棋士会は、本日12月1日臨時総会を開催し、「女流棋士協会(仮称)設立準備委員会の設置」を議案として討議を行い、賛成多数で承認されました。 設立準備委員会の委員は次の通りです。 蛸島彰子(女流棋士) 藤森奈津子(女流棋士) 中井広恵(女流棋士) 矢内理絵子(女流棋士) 石橋幸緒(女流棋士) 大庭美夏(女流棋士) 古作登(元週刊将棋編集長) 大泉紘一(元富士通株式会社文教営業部長) 錦織淳(顧問弁護士) 宮坂幸子(弁護士) (藤森奈津子女流棋士会会長のコメント) 6月の定例総会で、女流棋士自立のための組織のあり方を具体的に検討するための委員会として制度委員会を設置し、さまざまな論議を重ねて参りました。そして、このほど制度委員会より提出された「報告及び答申書」を受け、臨時総会を開催し、女流将棋協会(仮称)設立準備委員会の設置が決定いたしました。まずは、議案が承認されてほっとしております。 今後は日本将棋連盟やスポンサー様との協議に入ることになりますが、ひとつひとつ課題をクリアして参りたいと存じます。今後とも、女流棋界への変わらぬご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。 (蛸島彰子制度委員長のコメント) 女流棋士が誕生して33年。私が現役の間にこのように新たな一歩を踏み出せるとは思っていませんでした。 宮本武蔵が河岸を飛ぼうとして迷っていたとき、心の師匠沢庵和尚が「跳ぶならずいと跳べ。危うしと思えばはまるぞ」と言った故事がありますが、今は同じような心境です。今後も困難はあると思いますが、日本将棋連盟をはじめ関係各位のご支援を仰いで着実に歩んでいきたいと思います。 (中井広恵設立準備委員会委員長のコメント) いろいろご心配をおかけした点も多いと思いますが、今日の臨時総会を経て、新法人設立に向けて協議していく運びとなりました。女流棋界も33年経って、ようやく自分たちで次の一手を考えていける力がついたのではないかと思っております。 これからはファンクラブ開設など、新しい試みもスタートいたします。今後とも女流棋界への変わらぬご声援を、切にお願い申し上げます。 by joryukishikai | 2006-12-01 22:04 | お知らせ
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