北朝鮮が人工衛星と主張する、ミサイルの発射問題で、4日、政府が発表した発射情報が、数分後に誤報と訂正され、警戒していた県などでは、対応に追われました。北朝鮮は、これまで、「4日から8日までの間に人工衛星の打ち上げを行う」と国際機関に通告。このため、県内でも、万一の事態に備え、県庁の危機管理局内に情報連絡室が設置されました。4日は午後0時20分ごろ、政府が、「北朝鮮から飛翔体が発射された模様」と発表しましたが、5分後に誤った情報と分かり、県でも情報の訂正など、対応に追われました。(通告されていた午後4時を過ぎても、ミサイルは発射されず)(県危機管理課・武田久雄課長)「まだ(通告期限の)8日まで、4日ほどありますので、引き続いて情報連絡室体制で緊張感を持って対応していきたい。」県では、午後5時以降は、2人体制に切り替え、警戒を続けています。
清武町の、宮崎保健福祉専門学校の入学式が行われ、初めての国の職業訓練制度を活用した学生らが、新たな生活をスタートさせました。入学式には、3つの学科の新入生、約100人と保護者などが出席。川上美栄子校長が「充実した学生生活を送ってください」とお祝いの言葉を述べました。今回、介護福祉学科には、国の離職者・失業者対策の一環として、今年度初めて設けられた職業訓練制度を活用した学生、16人が入学しました。これは、人手不足が深刻な介護の現場で働いてもらうことを目的に、国が初めて実施するもので、訓練期間中の授業料を国が負担するなど、学生自身の負担が軽減されます。(職業訓練制度を利用した学生)「自分たち離職者にはありがたいことなので、今後介護関係だけでなく、全てのものに援助というかやって欲しいですね」学生たちは2年間、専門知識を学び、国家資格である介護福祉士の資格取得を目指すということです。
幼・小・中一貫教育が新年度から始まった日南市北郷町で、認定こども園の入園式がありました。この一貫教育は、0歳児から15歳までの、子供たちの学力を向上させようという全国でも珍しい取り組みで、今回3つの幼稚園や保育所を統合して設立された認定こども園には、あわせて134人が入園しました。入園式では、保育士の紹介などがあったあと、0歳児から5歳児までの組ごとに、名前が一人ずつ呼ばれ、元気のよい返事が響き渡りました。学園では、小学校と中学校の始業式も、6日に行われ、一貫教育が本格的にスタートします。
多くの人が利用する、駅舎を活用したコミュニティ施設が、三股町にオープンしました。三股町樺山にオープンした「みまたんえき」は、町がJR三股駅の駅舎を買い取り、約3200万円をかけて整備したものです。4日は、開設式が行われ、テープカットのあと、交流の場やギャラリーなどに活用される、多目的室のお披露目がありました。今月16日には、物産館を併設する「三股町産業会館」が駅のとなりにオープンする予定で、街の活性化に期待が高まっています。
木に親しんでもらおうと、延岡市では、木工に関する展示イベントが開かれています。これは、延岡市内の住宅関連や木工業者などでつくる「延岡木工団地組合」が、初めて開いたもので、訪れた人たちが、手作りの家具や彫刻品などに手を触れたりしながら気に入った品々を次々に買い求めていました。この展示即売会、5日まで開かれ、家具のオークションや木工所の見学ツアーなども行われます。
宮崎市と近郊の少年野球チームが参加したMRT宮崎地区少年野球大会が、宮崎市で開かれています。元ジャイアンツの中畑清さんが名誉会長を務めるこの大会は、今回、初めて開かれたもので、宮崎市と、その近郊の、29の少年野球チームが出場しています。4日は、宮崎市のアイビースタジアムで、開会式が行われ、那珂ライオンズの斉藤大貴くんが、元気よく選手宣誓しました。(那珂ライオンズ・斉藤大貴くん)「最後の一球まであきらめず、正々堂々、力強くプレイすることを誓います」このあと、行われた始球式ならぬ、始打式では、中畑さんがホームランを放ち、会場を沸かせました。この大会、今月12日に決勝戦が行われることになっています。
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