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ノーパン睡眠、冷却…放出しないと精力減「精子作り」

EDタチのいい話、悪い話

 男性は精巣の中で毎日休みなく1日3000−5000万個の精子を作っている。その精子形成に欠かせないのが男性ホルモン。

 分泌が低下すると性欲減退、抑うつ状態などを引き起こし、ED(勃起障害)の原因になる。

 では、精子の状態(数や運動量)とEDに相関関係はあるのか。

 「直接関係ないが、元気な精子を作ることは男性ホルモンの分泌を促すことにつながる」と話すのは、不妊治療専門施設「はらメディカルクリニック」(東京・千駄ヶ谷)の原利夫院長。

 新しく作られた精子は精巣上体や精管膨大部という場所に貯蔵される。若い頃なら満タンになっても製造は続けられる。が、25歳を過ぎて満タンになると脳から製造停止命令が出て出荷待ちの状態になるというのだ。

 「そのまま放出しないでいると精子はずっと作られないので精力の減退が進み、精子の質まで悪くなる。とくに40歳ぐらいから生殖機能が徐々に衰えてくる。セックスしなくても定期的な射精はした方がいい」

 歳をとっても精子は1週間ほどで満タンになる。目安は週1回の放出だ。

 男性ホルモンを分泌している精巣の働きを高める方法は他にもある。

 ▼陰のうを冷やす

 精巣の働きが最も活発になる温度は31−33℃。そもそも陰のうが体から離れてぶら下がっているのは体温を伝わりにくくするため。入浴時に体温よりやや低い温水をオケにため、5−10分浸す。これを3−4回繰り返す。

 ▼ノーパン睡眠

 ブリーフ型のパンツやジーパンは密着して締めつけるので精巣の温度が上昇しやすい。パンツは風通しのいいトランクス。夜寝るときは脱いで解放させるのが効果的。

 飲食では、滋養強壮効果が高いことから“天然のバイアグラ”と呼ばれている「マカ(ペルー原産の植物)」や強精効果のある「枸杞(くこ)茶」。

 また、生殖能力を高める亜鉛を多く含んだ、カキ、牛肉の赤身、豚レバー、ウナギのかば焼きなどもおススメだ。

 「産生と放出の程よい活性」。これも中年男性の“タチ”を悪くさせない秘訣のひとつだ。

ZAKZAK 2009/03/30

ED

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