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  •  中国の海南島にある基地に停泊中のロシア製キロ級とみられる潜水艦=撮影日不明(漢和情報センター提供・共同)

    中国、北海艦隊にキロ級潜水艦  対日対応を強化

     【北京4日共同】香港に拠点を置くカナダの軍事専門誌「漢和防務評論」の4月号によると、中国海軍北海艦隊の旅順潜水艦基地にロシア製のキロ級潜水艦が配備されていることがこのほど衛星写真で確認された。国産潜水艦に比べ高性能のキロ級配備は「日本の潜水艦に対抗した戦力増強」(同誌)とみられる。

     衛星写真では、既に配備が知られている明級潜水艦など7隻とともにキロ級1隻が埠頭に停泊していた。

     キロ級は静音性に優れている。写真で型式は判別できないが、改良型の636M型であれば射程220キロの対艦ミサイルを搭載している。同誌は、技術水準の高い潜水艦16隻を持つ海上自衛隊への対抗を念頭に東海艦隊か南海艦隊にあったキロ級を配転させたと分析した。

     中国海軍の3大艦隊のうち、司令部が青島にある北海艦隊は原子力潜水艦も所有。かつては対旧ソ連防衛が主任務だったが、現在は対日へシフト。2003年に鹿児島沖に出没した明級潜水艦や、04年に石垣島周辺で日本領海を侵犯し日中間の外交問題となった漢級原子力潜水艦も北海艦隊の所属だった。

      【共同通信】
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