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【北ミサイル】マスコミも肩すかしで混乱

2009.4.4 22:28

 民放などマスコミ各社は4日早朝から、ミサイル発射の速報に備え、北朝鮮や日本各地の迎撃態勢の動向を伝えたり、「ふだんどおりの生活を心がけてください」などと国民に平静を呼び掛ける“厳戒態勢”を敷いた。

 政府が正午すぎに発表した「飛翔体(ひしようたい)発射」の一報と同時に、各テレビ局とも放送中の番組を一時中断、特番に切り替えたりテロップを流すなど緊急対応。しかし、約5分後に「誤報」と分かると、身を乗り出してスタジオで解説を始めていた記者や、コメンテーターは肩すかしをくったかっこうとなり、緊張とあいまって表情を曇らせた。

 民放の特番に出演していた軍事評論家はいらだった表情で、「訂正に5分もかかっているようでは、速報システムに問題があるのではないか」などと声をあげ、思わず政府の対応に批判のほこ先を向ける場面もみられた。

 NHKでは、午後0時15分から20分のローカルニュースの時間帯に一報が飛び込んだ。カメラが特番のスタジオに切り替わると、緊張した表情のアナウンサーがニュースを読み、政治部記者が解説し始めた直後に「誤探知」が伝えられ、アナウンサーが訂正した。

 フジテレビは、土曜の昼過ぎのレギュラー番組を一時中断。約40分にわたり軍事の専門家らが出演する報道特別番組を放送した。

 一方、この日は桜の満開の時期と重なり、行楽日和となった各地では、外出先から市民らが、いっせいに携帯電話などでインターネットにアクセスした。

 MSN産経では、「飛翔体発射」の一報が流れた、午後0時17分前後のアクセス数は、それ以前のアクセス数より2割増となり、一般市民の関心の高さがうかがわれた。

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